空海藍Surfboard
藍染で描く水平線。
伝統の技と地元への愛が、
新しい波をおこす。
染め重ねるごとに違う青を見せる、阿波伝統の「藍染」をサーフボードに施し、全体に藍染の布も取り入れた。描かれた青い空と海は、四国88カ所遍路を築いた弘法大師がその名を受けたとされる室戸岬の景色にも重ねた。サーフィンのメッカ海陽町からモノづくりを通じて、歴史、文化、自然へ感謝する。
海部藍プロダクトデザイナー(あまべあい)
徳島 / TOKUSHIMA
徳島県海部郡海陽町生まれ。城西国際大学国際交流学科に在学中、全日本学生サーフィン選手権大会で4連覇達成。卒業後は東京・米国・オーストラリアなど国内外で働きながら、サーフィンと音楽と芸術を学ぶ。27歳でUターンし、現在はトータス海部藍プロジェクトの主任。主に染色や広報を担当し、行政や福祉、医療、アパレルなどと異業種交流を重ねながら、故郷や日本が誇る自然や歴史・文化を発信している。