波akari なみあかり
墨田が生んだ
世界の葛飾北斎を、
指物で表現する。
機能性を重視し、シンプルであることで「粋」をあらわす指物。その特徴を生かしながら「個」として成立するプロダクトを目指した。モチーフにしたのは、葛飾北斎『神奈川沖浪裏』に描かれた波。時代を超えて愛される江戸生まれの先人に想いを馳せながら、職人の技を丁寧に受け継いでいく。
東京都練馬区生まれ。育英工業高等専門学校工業デザイン科卒業後、家具製造会社に就職するが、江戸指物と出会い退社し江戸指物渡邊に弟子入り。2005年独立。2009年墨田区に移転し、墨田区伝統工芸保存会に入会。歌舞伎役者の楽屋鏡台、茶道具や普段使いの小物など幅広く制作。修理・修復なども手掛ける。受注生産を主にしつつ、セレクトショップやイベントなどでも品物を販売。