「風を染めたレースカーテン」または暖簾

              着物の技を生かした、
              手染めのレースカーテン。
              今日もいい風が吹く。
              京都の濡れ描友禅を基にした「風彩染」の技法でポリエステルを染めた。窓を開け、風が吹き込み、生地が揺れた時に美しさが際立つ。継ぎ目が入るプリントでは難しい「色や柄のつながり」にも挑戦。日本では「風向きが変わる」「いい風」など、心情の描写に使われることも多い「風」を自由に楽しむ。
              加藤洋平

              加藤洋平

              KATO YOHEI

              着物作家

              京都 / KYOTO

              京都市出身。同志社大学卒業。「素描友禅」と、「濡れ描き友禅」を発展させた「風彩染」という独特の技法を持つ着物工房の四代目。2008年週刊少年ジャンプストーリーネーム部門にて賞金獲得。『ゼクシィ』に自身の結婚式の引き振袖を掲載。2013年伝統的工芸展入選。2015年京手描き友禅作品展にて京都リビング賞受賞。宝塚歌劇団のスターも着用している。

              3月26日 京都新聞社 新聞紙面(PDF)

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              • 江戸小紋を未来へ。
                老舗・廣瀬染工場の若き4代目の挑戦

              • TAKUMI CRAFT CONNECTION - KYOTO