nagom(ナゴム)
「用とデザイン」を
併せ持ち、現代生活に
フィットする備前焼。
「備前焼を、もっと身近に」という想いを込めたコーヒードリッパー。筒形の一体フォルムに機能を凝縮させ、簡単にコーヒーを淹れることができる。合理性や利便性にあふれる現代だからこそ、備前焼がもつ「SLOWさ」が必要と考えた。備前の土、水、中国地方で産する赤松などを樹木燃料に用いている。
1977年神奈川県生まれ。料理への興味が次第に食器への関心に移り、作陶家を志す。2003年備前陶芸センター修了、備前焼作家橋本和哉氏に師事。田部美術館「茶の湯の造形展」に2度入選後、2008年独立。他のデザイナーとのコラボレート作品も積極的に制作。備前焼(やきもの)から、日本の食やライフスタイルへの新しいアプローチを目標に活動している。