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2018 SUPER GT Round 5 FUJI 観戦ツアー

サーキットは、歴史的に社交の場である

自動車はかつての馬、あるいは馬車の後継であるという意見は、多くの方に納得していただけるだろう。ただし、そこには移動手段としての役割だけではなく、馬を取り巻く文化も自動車に引き継がれているのだ。一例として、欧州に起源を持つ競馬は自動車社会ではレースという形で引き継がれ、馬の調子を下見する会場をパドックと呼ぶが、この言葉が自動車レースのサーキットでも同じように使われることからも、競馬と自動車レースの関係がわかる。

馬に乗っての狩猟を好んだイギリス王室は、乗馬や競馬への理解が深く、18 世紀、最初のグレートブリテン王国の君主となったアン女王は競馬場の建設を命じたほどだった。それが現在のイギリス王室所有のアスコット競馬場で、今日においてもレースが行われる日には王侯貴族たちの社交の場となっている。

自動車は、そうした文化を受け継いでいる。19 世紀後半の自動車レース黎明期における出走者も、上流階級の人間がほとんどだった。世界最古の自動車レースだとされる 1894 年のパリ-ルーアン・トライアルのゴール後の夕食会では、フランスの自動車メーカーの創始者であったアルベール・ド・ディオン伯爵が中心となり、現在の FIA(国際自動車連盟)の原型となる組織が生まれている。つまり、自動車レースが始まった当初から、競技が行われる場所は社交の場であったのだ。やがてレースを戦う舞台の主流が公道からサーキットへ移ると、「社交場で観戦する」というスタイルはさらに競馬場へ近づくことになる。
現在でも欧米の大きなレースでは、社交にふさわしい観戦場所が用意され、そこからレースを観戦するエレガントな人々の姿が見受けられる。

このように、自分が出場するにせよ、観戦するにせよ、自動車による競技を楽しむというのは自動車が生まれた時から、あるいは自動車が生まれる前の馬の時代から連綿と続いてきた文化であろう。

LEXUS はこのような社交を生み出す自動車文化へのリスペクトがある。そしてこの自動車文化にふれていただきたいという想いから、富士スピードウェイに LEXUS 専用ルームを用意し、国内最高峰のモータースポーツ「 SUPER GT 」の観戦プログラムを実施準備した。

LEXUS のホームコースである富士スピードウェイのハイライトは、約 1.5km におよぶ長いホームストレート。SUPER GT の GT500 に出走する LEXUS LC500 の最高速度は約 300km/h にも達する。このストレートを見下ろすツアー専用の観戦ルームからは、超高速で疾走するマシンの雄姿をじっくりと見ることができる。さらに今回は GT500 マシンのベースにもなっているラグジュアリークーペ LC が会場に飾られ、レース観戦という社交の場に華を添えた。

ガラス張りの LEXUS 専用の観戦ルームは眺望にすぐれているだけでなく、ランチはもちろんだが東京南青山の LEXUS のブランド発信拠点である INTERSECT BY LEXUS - TOKYO で提供している特別なワインや軽食が常時提供され、ブランドの世界観を間近で感じながら、サーキットで心地よいひとときを過ごすことができる。このような場を用意するのは、レース観戦が社交の場であり、週末行われるスリリングなレースを参加者たちにはリラックスしながら見てもらいたいという考えからだ。

また参加者には LEXUS 専用ルームからの観戦だけではなく、パドックにあるチームのベース基地となるモーターホームやチームガレージを抜けてピットウォークへ向かうならではのプログラムなど、レースの舞台裏にあるチームスタッフ・メカニックの情熱とレースマシンの迫力を間近で感じることができるプログラムが用意された。

EXPERIENCE AMAZING — LEXUS は、ラグジュアリーで高性能なモビリティを販売するだけでなく、お客様のライフスタイルに感動の体験をお届けする唯一無二のブランドを目指している。それは、レース観戦の場であっても変わらない。

レーシングドライバーと“至近距離”で接するという特別な体験

サーキットで勝利を見届けるのも AMAZING な体験であるけれど、このツアーではまずレーシングドライバーのことを理解していただきたいと考えた。
なぜならレーシングドライバーは、自動車レースの黎明期から現在に至るまで、一貫して知力と体力に秀でた一流のアスリートであり、同時に、フェアプレイ精神に則って命懸けで戦う紳士であるからだ。つまりレーシングドライバーを理解することこそ、レースという文化を肌で知ることであるのだ。

レーシングドライバーを理解していただくプログラムのひとつが、予選が行われる土曜日に実施した LEXUS 専用バスによる「サーキットサファリ」。なんとマシン走行中のコース内をバスで並走するという驚きの内容だ。その車窓からは GT マシンが背後からあっという間に迫り、バスの真横を一気に駆け抜けていく想像しえない景色が広がる。ドライバーとコース上での時間を共有することができるまたとない機会だ。
参加者からは、「あんなに速いのか!」という声があがり、プラクティスとはいえ、ドライバー同士に信頼があるからこそ可能になるレースさながらの追い越しの瞬間を間近で見ることができる。レーシングドライバーの技量とスピリットを、同じコース上で体感できたのだ。

同じく土曜日の夕方には GT500 に出走する 6 チームの LEXUS ドライバーが LEXUS 専用ルームに集結する「ドライバーズアピアランス」を実施した。参加者は日本を代表するドライバーたちと交流する時間を持つことができる。ドライバーと記念写真を撮り、レースにかける意気込みや予選の感想を本人から直接聞き、充実した時間を過ごすことができた。「この写真は一生の宝物になる」など、ドライバーが退場した後も参加者たちは興奮醒めやらない様子だった。

日本最高峰のアスリートであり、現代のジェントルマンである彼らとの距離が縮まったことは間違いないだろう。

勝ち負けだけでなくモータースポーツ文化を愛でる

レースというと、ドライバーの個人競技だと思われがちだけれども実際は、多くのスタッフが勝利に向かって力を合わせるチーム競技なのだ。そこで、表には出ずとも重要な役割を果たす、スタッフたちの姿をご覧いただくプログラムも用意。

それが予選が行われた土曜日に実施した「 LEXUS TEAM TOM’S のモーターホームに併設されたチームラウンジ見学」で、日本有数の歴史あるレーシングチームのホスピタリティとピットを見学する特別な体験を提供した。
まず、チームがスポンサーなど VIP を招くためのチームラウンジでは、伊藤大輔監督によるレースの解説が行われた。
「明日は 500 マイルの長いレースで 4 回のピットインを予定しています。ドライバーがコンマ 1 秒を削ることも大事ですが、ピット作業で稼ぐタイムも重要です。明日はチームスタッフもがんばるので、そのあたりも応援していただけたら嬉しいです」 チーム監督みずからの見所の説明を、参加者は目を輝かせて聞き入っていた。

続いてピットに移動する。ピットには無数のタイヤが置かれ、スタッフがタイヤ表面の具合を確認したり、予選直前のアライメントの調整などを行っている。ドライバーとエンジニアは走行データが映し出されたラップトップのモニターをのぞき込み、身振り手振りで意見を交換している。参加者は伊藤監督の「スタッフもがんばる」という言葉の意味を知り、レース快走するマシンの背後には、これだけの情熱を持った仲間がいて後押しをしてくれることを理解したはずだ。

レースを観戦することはもちろん、ドライバーとふれあい、縁の下で働くスタッフの存在を知り、さらには初めて体験する充実したアトラクションや食事などを通じて、同じ会場にいる参加者たちが輪になってゆく。このツアーは、自動車レース単体ではなく、モータースポーツ文化全体を楽しんでいただけるように意図して企画したものだ。今後も、内容をさらに磨き上げて、LEXUS だからこそ提供できる AMAZING な体験をさらに充実させて継続していきたい。

地上と空のモータースポーツの共演

SUPER GT 第 5 戦では、予選日、決勝日ともに、昨年のレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの王者、室屋義秀選手が見事なエアロバティックスで、サーキットの観客たちを魅了した。きりもみ回転やホバリング(空中での静止)、急旋回や急降下など、5 分以上にわたって高度なアクロバット飛行を披露。
しかし、このイベントはそれだけでは終わらない。圧巻だったのは、ホームストレートを 200 キロ以上のスピードで並走する 3 台の LEXUS( LFA、LC500、RC F )のすぐ上を室屋選手が超低空飛行しながら駆け抜ける自動車と飛行機の共演の瞬間だ。LEXUS のモータースポーツスピリットを継承する 3 台のモデルが最終コーナーを立ち上がり、 1.5㎞ におよぶストレートをぐんぐんと加速していく。そこへ徐々に降下しながら室屋選手の飛行機が近づいていき、非日常の光景と化した 3 台と 1 機は迫力のエンジンサウンドを奏でながら、轟音を立ててストレートを通過。この歴史的ともいえる演出をしたレクサスはツアーの参加者にもピットビル屋上の特別観戦席を用意。そこからは轟音を立てて飛び抜けていく室屋選手の表情がわかるほどに近く、とてつもない迫力だった。

決勝が行われた日曜日、大空に見事なアートを描いたその数時間後、室屋選手が LEXUS 専用ルームを訪れ、先ほどのフライトについて、コックピットから眼下にとらえたサーキットを疾走する 3 台の LEXUS 車の様子やタイミングを合わせていくプロセスなどをパイロットならではの視点で解説した。質問コーナーでは「あれだけ激しく回転して、上下がわからなくなりませんか?」という質問に、「あの状態では地平線を目印にしているんですよ」と答え、参加者はワールドチャンピオンの気さくな人柄にふれた。

初開催となった SUPER GT 富士 500 マイルレースは、今回のツアーで参加者たちがそのレースへのパッションをもっとも間近で感じた LEXUS TEAM TOM’S の中嶋一貴選手と関口雄飛選手が駆る au TOM’S LC500 が 2 度にわたるピットストップのミスを挽回し今季初優勝を果たした。さらに 2 位には同じ TOM’S のもう 1 台、KeePer TOM’S LC500 が入り、LEXUS TEAM TOM’S による初の 1-2 フィニッシュを達成した。
フィニッシュラインを眼下に見る LEXUS 専用ルームからは、2 日間にわたり観戦ツアーで打ち解けた参加者たちから惜しまない拍手がおくられ、レースを戦う者、そして観戦する者たちの心が一体となる風景がそこにはあった。

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