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GQ × LEXUS Gents Club
SUPER GT 6th Round INTERNATIONAL SUZUKA 1000KM

2017年8月末。舞台はSUPER GT第6戦が開催された鈴鹿サーキット。LEXUSはクオリティライフスタイル誌『GQ JAPAN』とともに、新たなレース観戦のスタイルを提案。そこにある歴史的な理由やその空間で行われたコンテンツに迫っていく。

サーキットは「大人の社交場」

世界最古の自動車レースが行われたのは1894年の「パリ-ルーアン・トライアル」が最初のレースだったとされる。
このレースに出走したのは伯爵や男爵などの貴族で、単に速さを競うだけでなく、内燃機関(ガソリンエンジン)、蒸気機関、電気といった動力源の中でどれが優れているかを見定めるトライアルという側面もあった。

モータースポーツは以降、約1世紀にわたって時代の最先端を行く紳士たちが技術の粋を集めた自動車で挑む、偉大なるトライアルであり続けた。日本においてもモータースポーツの黎明期にあっては、福澤幸雄や式場壮吉、生沢徹といったスタードライバーたちがサーキットはもちろん、ジェントルマンとして社交界も彩った。

2017年、SUPER GTに参戦するLEXUSのレギュラードライバーは16名。彼らもまた、現代におけるジェントルマンである。命を賭けて戦うモータースポーツにあっては、ドライバーは互いにリスペクトしあえる紳士でなければならないのだ。

「モータースポーツはジェントルマンのスポーツである」という共通の認識を持つLEXUSと『GQ JAPAN』は、これまでもSUPER GTに参戦するドライバーたちのシーズンビジュアルを共同で制作するなどのコラボレーションを行ってきた。
8月26日(土)、27日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたSUPER GT第6戦では、「GQ × LEXUS Gents Club」と銘打ち、現代のジェントルマンたちの戦いを見守るイベントを企画した。

ただ観戦するだけでなく、サーキットが紳士たちの社交の場であった歴史を鑑み、大人がモータースポーツを楽しむためのプログラムを用意。タイムや順位を追うのはもちろん、モータースポーツと歩みをともにしてきた腕時計、カクテル、ファッションなどを交えながら、より多面的に文化としてのモータースポーツにふれていただくという主旨である。

レースのあらゆる最前線の舞台裏に迫る

鈴鹿サーキットのグランドスタンド最上階に現れた「Gents Salon」。階段で4Fと5Fの2つのフロアをつないだ空間では、常にフィンガーフードやカクテルが振る舞われる。
レースの案内役を務めるのは、現役レーシングドライバーであり、鈴鹿1000kmでの入賞経験も多数ある木下隆之氏と、アマチュアレースに参戦した経験もある『GQ JAPAN』鈴木正文編集長。ふたりがレースの解説を行う合間に、モータースポーツを五感で感じていただくためのいくつかの特別なプログラムを用意した。

「パレードラン」では、SUPER GTのレース車両のベースモデルとなっているLCRC FといったLEXUS車のステアリングを参加者自らが握って鈴鹿サーキットを走行した。多くの観客の視線を浴びながら、さきほどまでレーシングカーが走り抜け、数々の名勝負が繰り広げられてきたサーキットを走行した参加者は、「サーキットは思っていたよりも道幅が広くて、気持ちよく走れた」「レーシングドライバーと同じ視野でサーキットを見ることができたので、この後のレースが楽しみ」という感想を残した。

土曜日の予選終了後には、LEXUSから今回SUPER GTに参戦するドライバー全17名が「Gents Salon」に集合。昨年チャンピオンでもあるヘイキ・コバライネン選手と平手晃平選手や中嶋一貴選手、小林可夢偉選手など、さきほどまで厳しい表情で予選に挑んでいたドライバーたちが、この「ドライバーズアピアランス」では、にこやかに写真撮影やサインに応じ、予選の話題、決勝への意気込みを間近で語った。

そして、今回のハイライトとも言えるのが「ピットツアー」だ。前日の「ピットウォーク」時にはピットに佇む本物のレーシングカーを前に、チーム監督からコックピットやレースギアなどの解説を受けたが、日曜日の決勝レース中にピットガレージを再び訪問。昨日とは打って変わって、レースの緊張感が支配するガレージの中からの観戦である。
ほんの十数メートル先で1台のマシンがピットイン。タイヤ交換が始まる。メカニックたちの無駄のない息の合った動き、ゴムの焼ける匂い、タイヤを装着する時の金属音、そしてピットから発進する瞬間のエンジンの咆哮……。レースが1秒を削る命懸けの真剣勝負であり、チームスポーツであることを肌で感じた瞬間だったであろう。

さらにレース中には、チーム関係者も立ち入ることができないコース脇の緊急車両などが通行するサービスロードからLEXUSのSUVで観戦する「サービスロードツアー」も実施。ドライバーの表情まで読み取れそうな至近距離で、マシンがとてつもない迫力で視界に飛び込んでは、次のコーナーにあっという間に走り去っていく姿、コースマーシャルやレースカメラマンの真剣な仕事場など、レース最前線の舞台裏に迫った。

時計やカクテル、多彩な切り口でレースを楽しむ

ここまで紹介した各種アウトドアプログラムのあと、参加者に好評だったのが「MOTORSPORT Bar」だ。『GQ JAPAN』のプロデュースによるもので、鮮やかな手つきでカクテルを提供するのは銀座並木通り「BAR SEVEN SEASONS」のバーテンダー、戸沢貴光さん。
戸沢さんは、2015年のアジア・パシフィック・カクテル・コンペティションで優勝した日本でも有数の腕利きで、土曜日、日曜日にそれぞれモータースポーツにちなんだオリジナルのスペシャルカクテルを2種類ずつ用意してもてなした。スペシャルカクテルのほかにもスタンダードカクテル3種とノンアルコールのカクテル2種が参加者を楽しませた。

フロアの一画には、モータースポーツの歴史に欠くことはできないタグ・ホイヤーの腕時計を試着するスペースを用意。時計ジャーナリスト広田雅将氏と『GQ JAPAN』鈴木正文編集長によるトークショーでは、モータースポーツとクロノグラフが親密な関係になった歴史を振り返った。さらに、タグ・ホイヤーの腕時計を身に着けた参加者の姿をGQ JAPANで活躍する一流のファッション・フォトグラファーがファインダーに収める「GQ Photo Session」では、参加者たちは本格的なポートレイト撮影にのぞんだ。

最後の鈴鹿1000kmの目撃者

シーズン序盤で好調だったことからLEXUSはウェイトハンディに苦しめられ、決勝レースのGT500クラスではLEXUS TEAM WedsSport BANDOHの4位、GT300クラスではSYNTIUM LMcorsa RC F GT3の4位が最上位という結果だった。

ナビゲーター役の木下氏は、次のようにレースをまとめた。
「ドライバーのがんばりはもちろんですが、モータースポーツがたくさんの人の協力で成り立つチームスポーツであることを理解していただいたと思います。次戦以降は今回苦しめられたウェイトのハンディが軽くなります。LEXUSチームの戦いを、これからも追いかけていただけたら嬉しいです」

そして木下氏は、今回の「INTERNATIONAL SUZUKA 1000KM」が特別なレースであると解説した。

「46回目という歴史を誇るこのレースですが、来年以降は形態を変えて行われることが決まっています。つまり、みなさんは最後の鈴鹿1000kmを目撃なさったわけです」

こうして、歴史の転換点となるレースが終わった。これからもモータースポーツは、時代に合わせて形を変えながら、同時に「ジェントルマンのスポーツである」という根幹の部分は変わらぬままに続いていくはずだ。LEXUSは今後も、モータースポーツという文化をさまざまなカタチで後世に伝えていく。

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