THIS IS MY WAY OF LIFE!

TEXT BY RYO INAO (LEFTHANDS) / PHOTOGRAPHY BY ARATA KATO

日常空間をアウトドアに持ち込み、
非日常の寛ぎを満喫する

クリエイターであり経営者、そして父親とさまざまな顔を持つ尾花大輔さんと渡邉桂志さん。
クルマを生活&仕事の友として日常的に活用する2人は、豊かな愛車遍歴の末にNXにたどり着いた。
そんな彼らが仕事後の寛ぎと次へのインスピレーションを求めて、
ニューオープンした東京クラシックキャンプへと愛車で繰り出した。

オトナの遊びの理想型

仕事を通じて知り合った2人は、特に意識しないうちに友人同士になり、今では家族ぐるみでキャンプなどによく出かけるほどの仲になったという。「キャンプをするのは都会を離れて自然のなかで寛ぐため。だからこそ、桂志くんのように気のおけない仲間と一緒がいいんですよね」と尾花さん。
ファッションデザイナーの尾花さんと、数々の革新的なイベントをプランニングする渡邉さん。仕事終わりに、大人のひと時へと2人が駆り出したのは、それぞれNX300hとNX300。両氏ともに企業の代表を務めており多忙を極めているからこそ、今回選んだ目的地は、日本初となる会員制「東京クラシックキャンプ」だ。都心からクルマで1時間程度で到着できるうえ、手ぶらで訪れてもアウトドアの醍醐味を堪能できる宿泊施設として今注目を浴びている。高級ゴルフコース「東京クラシッククラブ」に併設されたキャンプ施設で、ほかにも乗馬、ヨガや、不定期に開催される音楽ライブなどバラエティに富んだコンテンツが充実、ファミリーで訪れてもみんなが楽しめる点が大きな魅力だ。「大人は現地集合でしょ!」とのことで、仕事に区切りをつけたタイミングでそれぞれ職場からキャンプ場へと出発。

荷室にはこだわりのギアがいっぱい

今回はキャビンステイとはいえ、2人ともキャンプを日常的に楽しむアウトドア派なので荷室には思い思いのギアが積み込まれた。キャンプには必需品の折りたたみ式チェアと寝袋、そして着替えやメディカルキットなど細々した荷物を仕分けて収納できるカラーバッグ2つを積むのは尾花さん。グランピングということもあり、今回のテーマは「ウルトラライト」。必要最低限で臨んだ。一方渡邉さんは、4人用のテントと組み立て式ベッド、そしてカトラリーなどを持参した。すべてのアイテムが好みのグレーカラーに統一されているのが、渡邉さんのこだわりだそうで、愛車のボディーカラーもしっかりマーキュリーグレーマイカになっている。ちなみに、渡邉さんは荷室の床下収納スペースにテントなどのアウトドアギア一式を常備している。「備えあれば憂いなし。災害時など、いざという時のためにギア一式を詰めています。キャンプに行くなら、更にその都度人数や環境に合わせてギアを積み込んでいますよ」と渡邉さん。

テントの張り方にも美意識をもつ

先述の通り、お互いの家族を連れて自然のなかでの時間を過ごす2人はいつも、「日常の生活空間を、アウトドアに持ち込む」のをコンセプトにしているのだそう。キャンプ場に着くとまず、テントを張るためにちょうどいい平らなポイントを探し、心地いい寝床を確保する。「テントはただ張るだけではなく、外観を意識して雰囲気のある張り方をするようにしています」とはデザイナーである尾花さんらしいアプローチ。そしてタープを張ってその下に、みんなでご飯を食べたり、飲んで語り合ったりするリビングスペースを据える。調理スペースも、動線や使い勝手を考えて設備を設計し、簡易的でないキッチンをつくり上げる。滞在の基盤となる住空間は、時間と手間を掛けてでもしっかりとつくり込み、キャンプならではの不便さを愉しみつつも、普段の快適性を追求しているのだという。

プロジェクターで映画鑑賞も!
仲のいい7組の家族でキャンプに行くのが恒例で、各家族がキャンプにおいてそれぞれのスタイルを持っている。ギアに詳しい道具屋的役割、食材や調理法に凝る料理番長的役割など各々が自身の得意分野を活かして、非日常の中に日常の快適性を実現させているのだ。
「レクサスがもたらしてくれるような、スムーズで利便性の高いライフスタイルが僕の好み」と語る尾花さん。オイルなどを一切使わずに火起こしをしたり、ダッチオーブンで時間をかけて料理をつくったりと根気のあるキャンプスタイルを好む人がいる反面、一瞬で組み上がるテントや驚くほど軽いキッチンセットなど、最新ギアでキャンプを楽しむスタイルもある。ソーラー発電機を持ち込み、プロジェクターを使って映画を上映するなど、屋外でも電子機器を有効活用する尾花さんは後者。キャンプ仲間の中では、センスとテクノロジーが尾花さんの担当なのだ。

動く書斎の役割も果たす

「いつも複数世帯連れ立ってキャンプに行きますが、みんなそれぞれのスタイルで思い思いの装備を持ち寄る。だから、お互いの道具を掛け合わせてオリジナルのキャンプを楽しんでいます」と語る渡邉さんはいつもそのまとめ役を務めているそうだ。
まだ陽のあるうちに現地に到着して一晩を過ごした2人だが、やはり忙しい身。往復の道中もしっかりと仕事をこなしていた。スマートフォンとクルマをつなぎ、断続的にかかってくる電話にハンズフリーで応答しながら運転。停車したブレイク中にはウィンドウ越しに景色へ視線を向けながら思考の整理も行う。尾花さんと渡邉さんは、もうひとつのオフィス、あるいは書斎的空間としてもクルマを活用しているのだ。

快適で自由な移動が創造力の源

アイデアを練るため、考えにふける際はよくドライブをするという2人にとって、愛車のハンドルを握る運転中はひとりになれる貴重な時間でもある。
常にクリエイティブなマインドでいる人には、それなりの理由があるはずだ。オンとオフ、都市と自然、インプットとアウトプット、仕事相手とプライベートを過ごす友人。アイデアや表現力が欠かせない渡邉さんと尾花さんはキャンプを通して、表裏一体のものごとの境界をスムーズに超えているのだ。そんな2人の側にはNXがある。彼らのクリエイティビティの秘訣は、快適で自由な移動にこそあるのかもしれない。

尾花大輔

N.ハリウッド デザイナー
神奈川県出身。「ゴーゲッター」などでの古着バイヤーを経て、2000年に「ミスターハリウッド」をオープン。01年にブランド「N.ハリウッド」を設立。02年の初コレクション以降、東京コレクションの中心的存在として活躍し、11年春夏からNYコレクションへと発表の場を移している。

渡邉桂志

トランジットクルー 代表取締役
大学卒業後、伊勢丹に入社。2003年にトランジットへ入社。立ち上げを務めたケータリング事業を分割子会社化したトランジットクルーを創業し、現職に。イベント企画を行いながら、ファッションブランドに対するブランディングプロモーション企画のアドバイザリーも手掛ける。

東京クラシックキャンプ

「大人の人生に、もっと外遊びを」をコンセプトに、大自然の懐で優雅なひと時を過ごすための会員制グランピングサイト。ロケーションや設え、グルメなどにこだわったアウトドア体験が愉しめる。
現在、年会費・会員費無料で宿泊体験が可能(ひとり1回限り)。詳しくはウェブサイトで。

千葉県千葉市若葉区和泉町363-3
TEL.043-488-6211
https://tokyo-classic-camp.jp