審査員・メンター

次世代のクリエイターをLEXUSが育成・支援する 国際デザインコンペティション
LEXUS DESIGN AWARD 2020

審査員

次世代のクリエイターをさらなる飛躍へと導くため、様々な分野のリーダーやイノベーターからなる審査委員が、レクサスの3つの基本原則「Anticipate(予見する)」「Innovate(革新をもたらす)」「Captivate(魅了する)」を最もよく具現化するファイナリストを選出します。

パオラ・アントネッリ
ニューヨーク近代美術館(MoMA) 建築・デザイン部門シニア・キュレーター

ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター兼研究開発部門責任者。デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動している。デザイン、建築、アート、科学、テクノロジーを融合し、見過ごされがちなモノや習慣を含む日々の生活におけるデザインの影響力を追及する。これまでに多数のイベントのキュレーション、本の執筆、世界各地での講演を行う。過去、ハーバード大学やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校などで教鞭を執った。

2019年の第22回ミラノ・トリエンナーレ(本展示会で開催された「Broken Nature」では同氏が人と自然・生態系のバランスを修復するデザインをキュレーション)の後、2020年2月にMoMAで開催予定の建築家ネリ・オックスマンの作品展示会 「Material Ecology」、MoMA R&Dサロンの新セッションのほか、コンテンポラリーデザインについてのエッセイ集と、世界の食からインスピレーションを受けたデザインをまとめた『Design Bites』の2冊の書籍の執筆に取り組んでいる。

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建築家 ジーン・ギャング
スタジオ・ギャング代表

アメリカ建築家協会のフェローであり、建築・都市デザインで国際的に有名なスタジオ・ギャングの創設者兼パートナー。従来の建築を超えて、人と人との関わりや、コミュニティ間の関係、環境との繋がりを顕在化させるアプローチの建築手法で知られる。2010年のシカゴのアクアタワーや2018年のニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の拡張デザイン、2016年のブラジルのアメリカ合衆国大使館のように、アメリカとヨーロッパを通して多様な受賞歴を持つ作品を多く手掛けている。

マッカーサー・フェロー、ハーバード大学デザイン大学院の建築実務教授に続き、今年『TIME』誌が発表する世界で最も影響力がある人物に選ばれ、シカゴ・オヘア国際空港新ターミナルのデザインコンペで、同氏にとって最高額となる220万ドルの契約を獲得した。

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テクノロジスト ジョン・マエダ
ピュブリシス・サピエント最高体験責任者

テクノロジスト、デザイナー、エンジニア、アーティスト、投資家、著者、教師などの顔を持つアメリカ人実業家。

WordPress.comの親会社オートマティックやベンチャー投資会社クライナー・パーキンスに勤務、MITメディア・ラボでの研究リーダー、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインの学長などを経て、2019年、フランスの広告代理店グループ、ピュブリシスにおいてテクノロジー・コンサルティングを取り扱う子会社ピュブリシス・サピエントの最高体験責任者(Chief Experience Officer)に就任。

エスクァイア誌で「21世紀で最も影響力を持つ75人」の一人に選ばれ、エンジニア、デザイナー、ビジネスリーダーなど多様な経験を活かし大きなスケールで人々やアイデアを繋げている。『シンプリシティの法則』『Redesigning Leadership』他人気書籍の著者でもあり、2019年11月には新著『How to Speak Machine』の発売を予定している。世界中で講演を行い、TEDでの講演は数百万回視聴されている。

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澤良宏
Lexus International President

京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業。1980年入社。カローラなどの小型車外形デザインを担当。米国駐在、内外装デザインを経て、異色のデザイナー出身チーフエンジニアとして、アイゴの開発を担当し、2017年4月にLexus International Presidentに就任。

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メンター

ファイナリストはニューヨークでの各メンターとのワークショップや、その後の個別指導を経て、デザイナーとして世界的な成功を収めるための技術や知識を身につけ、想像を現実のものにする力を養います。メンターシップ制度を通して伝えられるメンターの豊富な経験値が、次世代のクリエイター育成にとって刺激的なものとなることを期待しています。

デザインエンジニア ジョー・ドーセット
ジョー・ドーセットXパートナーズ代表

デザイン会社ジョー・ドーセットXパートナーズの代表であり、アメリカで最も人気あるクリエイターの一人。アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業後すぐに頭角を現し、デザインを通して日常や社会課題の解決を焦点にした作品を数多く生み出してきた。ドーセット氏はイノベーションや社会課題の解決、美意識にはデザイン思考が有用であると考え、視覚的・技術的にクリエイティブでありながら、メッセージ性を含んだ作風を特長とする。また、作品に関するデザインや技術で数多くの特許を保有している。

ドーセット氏の作品は、ロンドンのデザイン・ミュージアムやサンテティエンヌ国際デザインビエンナーレなど、世界中で展示されているほか、国際的な賞も数多く受賞。ワールドテクノロジーアワードの「デザインイノベーション賞」や複数の「グッドデザイン賞」が代表例として挙げられるほか、『Surface Magazine』誌において、デザイン部門唯一の「アバンガーディアン」にも選出されている。2017年には米国スミソニアン協会のクーパーヒューイット国立デザイン博物館による「ナショナル・デザイン・アワード」を受賞。同賞はプロダクト・デザイナーにとって最も名誉のある賞と言われている。

起業家としても数多くの事業を立ち上げており、「OTHR」や「Citizen A.」など複数のデザイン会社の代表を務め、いずれもデザインを通して世界をよりよくすることを目的としている。

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デザイナー ベサン・グレイ
ベサン・グレイ・デザイン代表

ロンドン在住。イギリスで最も著名な家具・雑貨デザイナーの一人で、これまでにベスト・ブリティッシュ・デザイナーを含む4つのElle Decoration British Awardを受賞している。2008年、ベサン・グレイ・デザインを創立。手作りの高級家具とホームアクセサリーのコレクションを制作し、ハロッズ、リバティー、レーン・クロフォード等グローバルなリテール店で販売している。ロンドンでの個人的活動としては、若いデザイナーたちの育成や支援、キュレーションを促進するほか、将来有望な女性デザイナーたちのメンター役も務める。最近では自身が名誉フェローを務めるカーディフ・メトロポリタン大学にて、工芸に携わる女性に向けた賞を設立した。

ロンドン以外にもミラノ、パリ、ニューヨーク、ドバイ等世界中で展示会を実施し、その作品はグローバルメディアで広く取り上げられている。自分の先祖が大陸間をまたぐ大冒険をしたことを知った同氏は、彼らが通った地を訪ねることで、旅、芸術、文化への愛情からインスピレーションを得た。

今日では自分の使命を、その地に根づく文化性や工芸技術を活かしつつ、伝統的な技法に現代性をもたらすことだと捉えている。工芸技術やデザインにはストーリーを語る力があるということを信条としており、世界中で400人の工芸職人を支援するジョイントベンチャーを組織。

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デザイナー フィリップ・マロイン
フィリップ・マロイン・スタジオディレクター

イギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏は、デザイン・アカデミー・アイントホーフェンでデザインの学士号を取得。パリの国立高等工業クリエーション学校、及びモントリオール大学でも教育を受ける。イギリス人デザイナーのトム・ディクソンに師事した後、2008年に自らのスタジオ「フィリップ・マロイン・スタジオ」をロンドンに立ち上げた。建築・インテリアデザイン事務所の「ポスト・オフィス」のディレクターでもある彼のポートフォリオには、テーブル、ラグ、椅子、照明、アートオブジェ、インスタレーションなどが含まれる。2012年から2015年までは、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で教鞭を取った。

クライアントには、SCP、Marsotto Edizioni、Resident、OTHR、Hem、Ace hotel、Matter-Made、Established & Sons、Roll & Hill、1882 ltd.、Kvadrat、Umbra Shift、Caesarstone、IZÉ、Swarovski、Bloomberg、Aesop、Touch Digitalなどが名を連ねる。所属ギャラリーはニューヨークの「Salon 94 Design」。2019年、『Wallpaper* Magazine』誌の「今年のデザイナー」に最近選出された。 *2017年に設立されたデザインギャラリー

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建築家 重松象平
OMAニューヨーク、パートナー兼ディレクター

1998年建築事務所OMAに入社、2006年よりニューヨーク事務所代表を務め、2008年にパートナーに就任。間近ではサザビーズ・ニューヨーク本社の改修、サンフランシスコとマイアミのラグジュアリー高層タワーの建設、そしてニューヨーク市ではOMA初のビル建設となる121 イースト22ndストリートのレジデンスビルを担当している。その他、ケベック州立美術館やマイアミビーチのファエナフォーラム等、多数の文化施設のデザインも手掛ける。現在はニューヨーク州バッファローのオルブライト=ノックス美術館の拡張、ニューヨーク市のニューミュージアムの第二棟の建設が進行中。

また、これまでにプラダ、ヴェネツィア建築ビエンナーレ、メトロポリタン美術館、パークアベニューアーモリー、デンバー美術館とダラス美術館で行われたアメリカ初のディオール・レトロスペクティブ等の展示会をデザインしている。OMAの日本プロジェクトも統括しており、福岡の新しいビジネスセンター(2020年)、東京のOMAにとって初となる森ビルの多目的タワー(2022年)等が進行している。

ハーバード大学デザイン大学院のデザイン評論家でもあり、これまでにTED、Wired Japan及び世界中の大学で講演を実施している。

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LEXUS DESIGN AWARDとは