INTERSECT BY LEXUSで、「フィットした暮らし、つくろう」というコンセプトのインテリア・日用雑貨のECサイト「北欧、暮らしの道具店」のトークイベントを開催。 600人近い応募者から抽選で選ばれた約30名の参加者が会場に集うと、「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの代表、青木耕平さんが 「普段はインターネットを通じてやりとりしているので、直接お顔を合わせるとなると、緊張もしていますがとても楽しみにしてきました。みなさんと一緒に、いい時間を過ごせたらと思います」とあいさつし、イベントがスタートしました。

そして、青木さんの「LEXUSは素敵でキラキラしているけど、自分たちとは距離があるように思っていました。でも、この場所に来てお話させていただくと、人々の暮らしの快適をお手伝いしているところに私たちと共通点や発見がありました」という言葉に続いて、ライター・編集者の一田憲子さん、写真家の中川正子さん、「北欧、暮らしの道具店」の店長、佐藤友子さんが登場。暮らしと仕事をテーマにした、トークセッションが始まりまし た。

まずは、一田さんがお二人の仕事について尋ねると、「私は写真家で、東日本大震災の後に岡山に住むことにして、今は東京との2拠点暮らし。岡山や関西で仕事したり、移動しながら暮らしています」と中川さん。佐藤さんは「私は18時の定時まで目一杯仕事して、帰ったら夫と子供と過ごすというライフスタイル。クラシコムでは、原則残業をしません。その働き方をするきっかけになったのが、北欧旅行で見た、仕事も熱心にするけれど、家に帰ってからの時間を大事にするというスタイルに衝撃を受けたこと。同じ地球で、同じ時間軸で、こんなに暮らし方が違うのかと思ったんです」と話してくれました。

続いて一田さんが「先日、北欧、暮らしの道具店では、19時からの過ごし方についての記事が人気でしたよね。佐藤さんは、仕事を終えて、帰ってからご飯の準備をするんですか？」と尋ねると、「はい、家事は夫と分担してて。私が夕飯の準備をして、食事が終わったら夫が皿を洗っている間に子供と遊んでお風呂に入って、寝かしつける。寝かしつけをしないほうが、洗濯をします」と佐藤さん。中川さんは「私はありがたいことに両親の助けを借りながら、出産前と同じくらいの仕事をしています。帰るのが遅くなってもお風呂だけは子供と入って、濃密にコミュニケーションするようにしています」と話してくれました。一田さんが「だからInstagramで、お風呂の写真が多いんですね」と返すと、中川さんが「そうですね。お風呂の間は、たくさん話をするようにしてて『今日なんかいいことあった？』だとなかなか話してくれないので『今日ママさ、電車に乗って遠くに行ったんだよ』って言うと、『電車って長く乗ると疲れるよね』とか返されますね（笑）」と続けました。

話題はここから、仕事の話に。一田さんが「二人とも、どうやって今の仕事についたんですか」と聞くと、中川さんは「大学時代に留学したアメリカで、たまたまフォトグラフィーのクラスを受けたら面白くて。写真を見せればクラスメイトとコミュニケーションできるし、写真を撮ることに、それまでになかったフィット感がありました。帰国してから事務所に入って、個人的な写真作品も撮り、少しずつ仕事を得ていくようになりましたね」と話してくれました。佐藤さんが「前職のインテリアコーディネーターになるまでの20代はずっと自分探しの時期。再び30代に入ったばかりの頃にもやもやして、兄に『やりたい事業があって、一緒に会社作らない？』と言われて始めたんですね。やってみると、自分たちが見つけてきたものを、知らない方が欲しいと思ってくれるのがうれしくて。スタートから10年経って会社が大きくなったけど、そういう初心の喜びを思い出して、がんばろうと思えます」と話すと、一田さんは「私も数々のインタビューを通じて感じたことは、仕事の道筋があらかじめ決まってる人はほとんどいなくて、写真を撮ってみるとか、お店を出すとか、アクションすることで細い道の先のドアが開くみたいなもの。自分の足跡が仕事になると思います」とまとめてくれました。

最後に、暮らしの道具つながりで、INTERSECT BY LEXUSのみで販売しているライフスタイルコレクション・CRAFTED BY LEXUSに話が移ると、一田さんは「私はデスクが散らかってしまいがちで置く場所がないので、シンプルなデスクライトが欲しいと思いました」、 中川さんは「端正なノートパッドがいいですね。整ったデスクで使ってみたいと思います」と話しました。佐藤さんは「TEMBEAのカーオーガナイザーが気になります」とコメント。また、「INTERSECT BY LEXUSの1Fのカフェと2階のビストロでは、2月28日までの期間限定で、北欧暮らしの雑貨店だけで販売しているOYATSUYA SUNのココアグラノーラとのコラボレーションメニューをお楽しみいただけるので、ぜひ試してみてください」と話しました。

終始テンポの良い会話で会場は盛り上がり、1時間半のトークセッションはあっという間に終了。最後に再び青木さんが登場し「今日の話しの中から、ひとつでもご自身のくらしや仕事を見つめ直すヒントをお持ち帰りいただけたらうれしいです」と話し、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。