TOUR RESULT

2021.02.25 - 02.28

WGC-ワークデイ選手権 at ザ・コンセッション

WGC-ワークデイ選手権 at ザ・コンセッション
WGC-ワークデイ選手権 at ザ・コンセッション

最終日に崩れて15位タイフィニッシュも、 3日目までの戦いにはっきりと見えた前進

 新型コロナウイルスの影響で、WGCメキシコ選手権は今年、「WGC-ワークデイ選手権 at ザ・コンセッション」となり、フロリダ州のザ・コンセッションゴルフクラブでの開催に変わった。松山英樹が本拠としているオーランドから、車で2時間ほどの場所だ。前週の予選落ちを、「忘れました」と言う松山だが、その自宅での時間が効果的だったようだ。

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「家に帰って、自分のスイングとか、いろいろ分析しながら考えていることがあって、そこを1日、しっかり練習出来ました。『キッカケになるんじゃないかな?』ということは見つけられているので、それを早く試合で試しながら上手く調整が出来たらなと思います」

 もちろん、すぐに完璧な18ホールとはいかなかったが、初日のプレーには確かに兆しが見えた。3番で3mを沈めて最初のバーディーとすると、5番では10mのパットがするするとカップイン。さらに、7番では、22ヤードの3打目を1mに寄せ、前半を3アンダーで折り返す。後半も、同じく3バーディーを奪った。10番では、残り151ヤードからピン筋に飛ばして1.5m。12番でもバンカーから115ヤードの2打目を、ピン手前2.5mに絡めた。17番では、残り242ヤードから2オン2パット。ただし、出血も大きかった。11番で1.5mをセーブ出来ず、13番では1打目が左の池に入ってダブルボギー。さらに18番では、アンプレアブルに、池も絡んで、29歳の誕生日は最悪のトリプルボギーフィニッシュとなった。首位と6打差のイーブンパーで、順位は35位タイに。

 しかしその乱れも、細かな修正点を教えてくれたのだと捉えていいのかもしれない。2日目の松山は、「久々に噛み合った感じはありました」という、満足度の高いプレーを見せた。スタートの10番で、148ヤードから1.5mにつけ、バーディー発進とすると、12番では、16ヤードの2打目が1m。圧巻は、続く13番だ。3打目の69ヤードは、ピン左でバウンドした後、スピンで右に方向を変えてカップイン。4ホールで4打も稼ぎ出した。15番では1mがカップに蹴られてボギーが来たが、これも、この日の松山にはダメージとならない。16番で1.5mのチャンスを決めると、17番では連日の2オン2パット。後半は、バーディーとボギーが交互に来る展開となったが、それでもトータルではスコアを伸ばした。3番で、段を下る繊細な7mのバーディーパットがイン。5番では1打目が左の池に入ってボギーとしたが、7番では、18ヤードの3打目がベタピンについた。8番では、120ヤードの2打目がグリーンの傾斜とスピンで手前のクリークに落ち、3つ目のボギー。しかし、「あまり気を落とすことなく出来ました」と振り返ったように、9番で4.5mのチャンスを決め、バウンスバックで締めた。6アンダーで12位。首位との差は5打に縮まった。

 3日目も、好調は続いた。前半は、1番でガードバンカーから14ヤードの3打目をカップインさせるなど、2バーディーを重ねた一方、6番の1打目がグリーン手前のバンカーで目玉となって1ボギーも喫し、1アンダーでのハーフターンとなったが、バックナインでチャージが待っていた。12番で2mを沈めると、14番では、グリーン外(左ラフから7ヤード)からの2打目が再びカップを捉えた。さらに、16番で8mのバーディーパットがスネーク気味のラインを描いて見事に決まると、17番では花道から23ヤードの3打目が1m弱について、連続バーディー。18番で2mのパーパットがカップ右を抜けたが、それでもスコアは2桁の10アンダーとなり、首位と5打差の7位タイと、「チャンスもあると思います」という好位置につけた。

 しかし、迎えた最終日。1番で打った3mのパーパットが、松山の中に大きな疑念を生んだのか。初日、2日目と好調だったパッティングは、3日目にやや下降気味となり、この日はさらに決まらなくなった。その1番をボギーとし、3番で1m強を沈めてバーディーとしても波に乗れない。5番では10mから3パットのボギーで、7番の3mのチャンスでは、ボールがカップ左を抜けた。8番で再び1mのチャンスをものにしたが、12番の4mや13番の2.5mとなると入らない。14番で、15mから再度の3パットボギー。15番で142ヤードの2打目を2.5mにつけてバウンスバックも、この日決めた最長のバーディーパットがこの距離では厳しい。疲れ切ったように、松山は最終18番でスコアを吐き出した。175ヤードの2打目が、右の池へ。ドロップ後の4打目も寄せられず、ダブルボギー。期待の最終日は2打落としての通算8アンダーで、15位タイに終わった。

 ただそれでも、3日目までの戦いぶりを見れば、確実に前進しているのは明らかだ。特にグリーンまでの道のりには、かなり自信が戻ってきているに違いない。

「ショットに関しては、先週悪くなったものを、今週しっかりとある程度の所まで戻せたので、そこは凄く良かったと思います。パッティングは、一回崩れるとなかなか元に戻せない状況なので、コーチと相談しながら、初日、2日目と昨日、今日の何が違うのか、考えながら出来たらいいなと思います」

 次週は、自宅から通えるアーノルド・パーマー招待。地の利を存分に生かしたい。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 4 5 3 4 3 5 4 4 4 3 4 5 3 4 4 5 4 72
5
1
4
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E
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6
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74
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7
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3
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4
-2
4
-2
4
-3
7
E
72
E

リーダーズボード

Pos Name
1 コリン・モリカワ
2T ヴィクトル・ホヴランド
2T ビリー・ホーシェル
2T ブルックス・ケプカ
5 スコッティ・シェフラー
6T ルイス・ウーストハウゼン
6T ローリー・マキロイ
6T ウェブ・シンプソン
9T ジェイソン・コクラック
9T パトリック・リード
15T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-18 F -3 70 64 67 69 270
-15 F -5 71 69 66 67 273
-15 F -2 67 67 69 70 273
-15 F -2 67 66 70 70 273
-14 F -4 69 70 67 68 274
-12 F -3 69 68 70 69 276
-12 F -1 69 70 66 71 276
-12 F E 66 69 69 72 276
-11 F -3 70 69 69 69 277
-11 F E 68 68 69 72 277
-8 F 2 72 66 68 74 280

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。