TOUR RESULT

2021.02.04 - 02.07

ウェイストマネジメント・フェニックスオープン

ウェイストマネジメント・フェニックスオープン
ウェイストマネジメント・フェニックスオープン

4日間とも伸ばしきれずに42位タイも 最終日のパッティングに復調の兆し

 2016、2017年と連覇を果たし、松山英樹にとってはもっとも好相性の大会と言える、「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」。しかし、それゆえに余計、自らのゴルフの現状を、練習ラウンドから痛いほどに認識してしまうようだ。

「今の自分と、2つ勝った時のプレーとの違いを凄く感じます。勝っている時は自信を持って打っていると思いますし、精度も高かったんだなというのを、改めて思いました」

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 苦戦したファーマーズ・インシュランス・オープンから4日では、大きな改善はやはり難しかった。初日、逃したチャンスは多く、スコアカードの動きも少なかった。何より、その動いたホールの組み合わせも悪かった。3番でラフから14ヤードの3打目を寄せてバーディーを奪うも、続く4番で同じく14ヤードのアプローチが4mを残して、すぐにボギー。後半の15番では5mを沈めて2つ目のバーディーとしたが、直後の16番では3mのパーパットが左に切れて、2つ目のボギー。バウンスバックの多い松山が、この日はまったく逆だった。終盤、17番の1.5m、18番の4mのチャンスを外すと、仕草に怒りも表れた。イーブンパーで70位タイ。トップとは、いきなり8打差がついた。

 予選カットが気になる位置で迎えた2日目。10番スタートで4mのチャンスが決まらず、11番も2mがカップ左に外れて、嫌な立ち上がりとなったが、それでも松山は確実にスコアを伸ばしていった。12番で7.5mのバーディーパットがカップの反対側の縁で飛び上がって沈むと、15番では右ネイティブエリアの残り184ヤードから2オン2パット。さらに、1オンを狙える17番では、ドライバーのコントロールショットで右ピンハイ3.5mを捉え、楽々のバーディーで前半を3アンダーにまとめた。折り返して後半も、ボギーはゼロに抑え、3番では3mを決めてバーディーは4つ目。トップと8打差の通算4アンダー、40位タイで、しっかりと週末を戦う権利を得た。

 しかし松山は、「バーディーを取った感覚が一つもないので。ずっとパーを並べたという感じですね」と語り、表情にも満足感はほぼ見られなかった。この日、「なかなか思うようにはいかなかったです」というショットの出来ながら、パーオンを逃したのは1ホール。それで4バーディーは、確かに少ない。2021年初のノーボギーラウンドも、素直に喜べない。

 3日目も、ちぐはぐ感は否めなかった。同組のラッセル・ヘンリー(アメリカ)が、前半だけで1イーグル、5バーディーを奪う姿が、自身の不調ぶりを、より苦々しく感じさせたかもしれない。スタートの10番で、12ヤードのバンカーショットが4mオーバーし、ボギー発進。13番、15番で、ともに2オン2パットのバーディーとしたが、17番で1打目を左の池に打ち込んで、この日のスコアは再びイーブンに戻った。後半、4番で1打目をピン左3.5m、7番パー3ではピン右4.5mを捉えて、2つのバーディーを奪ったが、不満を解消するには少なすぎる数だった。この日も、決めたいチャンスが決まらなかった。11番4m、14番4.5m、16番5.5m、2番4.5m。3番の2.5mさえ、ボールはカップ左縁に触れながら通過した。通算6アンダーで、36位タイ。トップとの差は12打にまで広がり、決勝ラウンドは2日間ともに、いわゆる裏街道の10番スタートとなってしまった。

 最終日も、一筋縄ではいかない18ホールだった。15番で右ラフから18ヤードの3打目をきっちり寄せてバーディーが先行すると、17番では3.5mを決め、18番では117ヤードの2打目をピン手前2.5mにつけて連続バーディー。勢いを掴みかけた。しかし、後半の出だしが痛かった。1番で右ピンハイ3mを沈められず、2番でのピン右手前4.5mのチャンスも逃すと、松山は天を仰いだ。4番も、1打目をピン左3mにつけたが、バーディーパットが一転がり足りない。流れを手放したように、5番では3mのパーパットが左に外れ、7番でまたも3mに絡めるスーパーショットから1打返したものの、最終9番では1打目を左ネイティブエリアの木の中に曲げて、アンプレアブルの末に2つ目のボギー。通算8アンダーで、順位は6つ下げての42位タイフィニッシュとなった。

 しかし、こんな状態の時こそ、良い部分に目を向けたい。上記以外にも、12番で4.5m、8番で4mからパーセーブするなど、最終日はグリーン上に少なからず前進が見えた。パッティングの貢献度を示すスタッツは、2021年に入って最高の2.110だった。また、前週はティーショットで右に行くミスが散見されたが、今大会では日に日に減少した印象で、逆に、松山が以前、良い兆候に挙げていた左への曲がりが目立つようにもなった。

「次に繋がるようなミスもありましたし、パッティングも最後の3ホールは凄くいい形で終われたので、少し希望を持って来週の練習に繋げられるかなとは思います。1週間、しっかりと準備をして、リビエラで良いプレーが出来るように頑張りたいと思います」

 次戦は、ザ・ジェネシスインビテーショナル。昨年、この大会で5位タイとなってから大きく調子を上げていったことも、記しておかなければいけないだろう。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 4 5 3 4 4 3 4 4 4 4 3 5 4 5 3 4 4 71
4
-3
4
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5
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5
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3
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-4
4
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4
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2
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-3
67
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5
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4
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-1
4
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4
E
4
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71
E

リーダーズボード

Pos Name
1 ブルックス・ケプカ
2T 李京勲
2T ザンダー・シャウフェレ
4T カルロス・オルティス
4T スティーブ・ストリッカー
4T ジョーダン・スピース
7T アンドリュー・パットナム
7T マシュー・ネスミス
7T スコッティ・シェフラー
10 ジェームス・ハーン
42T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-19 F -6 68 66 66 65 265
-18 F -3 66 66 66 68 266
-18 F 0 66 64 65 71 266
-17 F -7 67 67 69 64 267
-17 F -4 65 66 69 67 267
-17 F 1 67 67 61 72 267
-16 F -6 67 69 67 65 268
-16 F -5 63 71 68 66 268
-16 F -1 67 65 66 70 268
-15 F -2 67 67 66 69 269
-8 F -2 71 67 69 69 276

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。