TOUR RESULT

2020.11.05 - 11.08

ビビント・ヒューストンオープン

ビビント・ヒューストンオープン
ビビント・ヒューストンオープン

最終日7アンダーの猛攻で2位タイ
次週のマスターズへ、「チャンスはある」

 2014年からPGAツアーにフル参戦している松山英樹が、7年目にして「ビビント・ヒューストンオープン」に初エントリーとなった。従来、マスターズの前週をオープンウィークとしてきた松山だが、今年は2週連続参戦でのオーガスタにもなる。

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「ZOZOチャンピオンシップの最終日にわかったことがあって、ショットに関しては楽しみだなという感じはあります。今の僕の状況だと、2週間空くよりは、今やっていることを試合で試すことがとても大事だと思います。楽しみな1週間になるかなと思っています」

 開催コースは、これまでのゴルフクラブ・オブ・ヒューストンから、過去にも開催歴のあるメモリアルパーク・ゴルフコースとなった。改修されたばかりで、うねりのある砲台気味のグリーンが特徴的だ。松山はコースについて、「苦手な雰囲気が満載」と苦笑したが、初日はフィールド全体でもスコアがあまり伸びず、松山のスコアカードも動きが少なかった。10番からスタートし、16番で138ヤードの3打目をピン右3mにつけてバーディー先行も、1番では27ヤードの3打目を3.5mショートさせてボギー。7番でも、13ヤードのアプローチが2m強オーバーして、パーセーブ出来ない。それでも8番で、276ヤードから2オンさせてバーディーを奪い、スコアを戻してホールアウト。イーブンパーでトップと5打差の29位タイだから、いかに多くの選手がこのコースに手を焼いたかが伺えた。

 結果から言えば、2日目も松山はイーブンパーに留まった。しかし、内容は初日と大違いだった。4番と5番で、ともにアプローチが上手くいかず、ボギーとダブルボギーという厳しい出だしとなったが、その後がナイスカムバックだった。8番を2オン2パットのバーディーとすると、9番では1打目を1mにつけ、10番では3.5mの右に曲がるラインを読み切って、3連続バーディー。さらに13番で4.5mを沈め、17番では132ヤードの2打目をピン手前1m強につけて、計5つのバーディーを奪った。ガードバンカーにつかまった14番と18番で2つのボギーも追加したが、「ちょっとしたきっかけが、ショット、パットともに見えはじめています」と、松山の表情も明るかった。

 首位と7打差の26位タイで進んだ3日目。予選2日間で溜まっていたものを吐き出すように、松山はスコアを伸ばした。3番で、87ヤードの3打目をベタピンにつけてバーディーを奪うと、5番では17ヤードの3打目がチップインし、6番では10mのパットが決まって連続バーディー。7、9、11番の3つのパー3をボギーとしたが、それも松山を停滞させるほどのものにはならなかった。10番では8ヤードの3打目が、この日2度目のチップイン。1オンチャレンジ設定となった13番では、16ヤードの2打目がピンに当たって50cmにつき、14番では7mのパットを沈めて、再び連続バーディー。さらに16番でも、86ヤードの3打目をピン奥2mに絡めて、わずかに左に曲がるラインを決めた。通算4アンダーで、首位と5打差の8位タイ。全米オープン以来となる、待望の上位争いだ。

「少しだけチャンスが残っていると思うので、それをしっかりとものに出来るように頑張りたいです」と臨んだ最終日。まさに有言実行と言っていい18ホールとなった。3番では、グリーン手前のフェアウェイからパターで放った14ヤードの3打目が、カップに触れてのイーグル逃し。6番では、右ピンハイ3mのチャンスをしっかりと決めた。8番では272ヤードの2打目をグリーン左8ヤードのフェアウェイまで運んで、楽々バーディー。後半も止まらない。12番で162ヤードの2打目を2m弱に絡めると、13番では、31ヤードの2打目がもう少しでイーグルというナイスアプローチで、連続バーディー。

 さらに、上がり3ホールが松山を熱くさせた。16番で4mを沈めてガッツポーズを見せると、17番でも5m弱の右に曲がるラインをねじ込み、再びの力強いガッツポーズ。松山にとっては久しぶりとなる正式なギャラリーの声援が、自然と拳に力を込めさせたようでもあった。通算11アンダーで、松山がついにトップを捉えた。

 迎えた18番。首位が12アンダーに伸ばすなかで、松山が放った、ピン奥から4mのバーディーパットは、カップ直前で左に方向を変え、松山は天を仰いだ。クラブハウスリーダーとして、2組後ろのトップのいる最終組を待ったものの、結局、2打届かずに2位タイ。

「ショットは良かったので、チャンスに多くつけられました。ただ、入らなかったというところで、悪いストロークはしていないのですが、そこが足りなかったのかなという感じです」

 それでも、今大会ベストスコアタイとなる「63」は、松山に大きな自信を与えた。

「ゴルフの内容に、落ち着いて出来そうな雰囲気があるので、そこは救いだなと思いますし、このプレーを続けられれば、チャンスはあると思うので、頑張りたいと思います」

 松山が大風呂敷を広げることは、決してない。現実味があるからこその言葉だ。今年最後のメジャー、マスターズ。見逃せない4日間がやってくる。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 3 5 4 4 4 3 5 3 4 3 4 4 4 3 5 4 4 70
4
E
3
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-1
4
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-5
4
-5
3
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4
-7
63
-7
4
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3
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4
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5
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-4
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-4
4
-4
66
-4
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3
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5
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6
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2
2
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3
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5
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3
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5
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3
-1
5
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70
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5
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3
E
5
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4
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4
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4
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1
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4
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3
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4
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4
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3
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4
-1
4
-1
4
-1
70
E

リーダーズボード

Pos Name
1 カルロス・オルティス
2T 松山英樹
2T ダスティン・ジョンソン
4 テイラー・グーチ
5T ブルックス・ケプカ
5T セップ・ストラカ
7T マッケンジー・ヒューズ
7T ティレル・ハットン
7T サム・バーンズ
7T ジェイソン・デイ
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-13 F -5 67 68 67 65 267
-11 F -7 70 70 66 63 269
-11 F -5 72 66 66 65 269
-9 F -7 68 69 71 63 271
-8 F -5 72 70 65 65 272
-8 F -1 68 69 66 69 272
-7 F -7 70 72 68 63 273
-7 F -5 71 70 67 65 273
-7 F 2 68 65 68 72 273
-7 F 1 67 68 67 71 273

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。