TOUR RESULT

2020.09.04 - 09.07

ツアー選手権

ツアー選手権
ツアー選手権

ドライバーとグリーン上に苦しみ、15位タイ
3年勝利なしの悔しさを、異例の秋にぶつける

 最終戦「ツアー選手権」の出場者リストに、7年連続で松山英樹の名前が並んだ。フェデックスカップランキングは10位。昨年は15位タイで進出し、最終ランクは9位タイだった。今年は、2017年に記録した自己最高ランクの8位を超える可能性も充分だ。昨年から始まったフォーマットにより、松山はトップと6打差の4アンダーからスタートとなる。

NEXT

∧

∨

 「そこはあまり気にしていません。簡単に5アンダー、6アンダーが出るようなコースではありません。良いプレーをしたら出せますし、悪かったらオーバーパーを打つようなコースです。自分の良いプレーを続けられれば、まだチャンスはあるんじゃないかなと思います」

 この言葉からすると、初日のプレーは評価の難しいものになったと言える。3、4番で5m以内のチャンスを外したことが響いたのが、5番で1打目を左に曲げてボギーが先行。7番でも1打目を右に曲げて、23ヤードのアプローチも寄せきれずにボギーとなった。最初のバーディーが来たのは、後半に入ってから。13番でピン左から7.5mを沈め、17番では133ヤードの2打目をピン左奥4mにつけて、ようやくこの日のスコアをイーブンに戻した。トータルは4アンダーのままで、順位は14位タイ。首位とは9打差に広がった。

 初日を振り返って松山は、「ティーショットとグリーン上が良くなかったです」と語ったが、2日目も同じだった。50%だったフェアウェイキープ率は57.14%とわずかに上がっただけで、パッティングのスコアへの貢献度は-0.823から-1.194に低下。2日続けて、アイアンショットについては満足している様子だっただけに、もどかしい。1番で3.5mをセーブできず、またボギーが先行。7番で、204ヤードの2打目をベタピンとしてスコアを戻したが、9番では6.5mのパーパットを残し、10番では右ラフから170ヤードの2打目が115ヤードしか進まず、連続ボギーまで喫した。13番で5m、14番で4.5mを決めてオーバーパーは免れたが、首位と9打差の通算4アンダーで、順位は17位タイと、さらに下降した。

 2日間で出た悪いものを消し去りたい意図だったかは不明だが、3日目の松山の顔からは、伸びた髭が消えた。また、他にも大きな変化があった。ドライバーを、前戦から投入したものと同じシリーズの別モデルに変更。結果的にこれが功を奏し、フェアウェイキープ率は71.43%に上昇して、スコアカードも安定した。5番で6.5mを沈め、3日目にしてようやくバーディーが先行。8番では1打目を左の池に打ち込みボギーとしたが、これがこの日唯一のボギーだった。11番で4.5mのチャンスをものにすると、12番では111ヤードの2打目を1mにつけて連続バーディー。13、14番でバーディーパットがカップに蹴られ、嫌な雰囲気となったが、15番では7mを沈めて4つ目のバーディーを奪った。通算7アンダーで12位タイ。トップとは12打差に広がったが、まだ充分に過去最高ランクを狙える位置だ。

「ドライバーが今日は安定していたので、そう意味ではストレスが溜まらない、セカンドショット以降に集中できるラウンドだったと思います。今日のようなティーショットが打てればリズム良くゴルフが出来ると思うので、そうなるように頑張りたいなと思います」

 しかし、スタート前のチェックを経て、ドライバーを元のモデルに戻した最終日は、フェアウェイキープ率が28.57%とまた悪化。スコアメイクにも苦しんだ。2番では1打目をピン奥4m、5番でも右セミラフから114ヤードの2打目をピン奥3m弱とし、いずれも1、4番のボギーからのバウンスバックとしたが、勢いはつかない。6番で3m強のチャンスをカップ左に外すと、8番では17mから3パットし、10番では4mから再びの3パット。この日もティーショットとともに、パッティングの不調が足を引っ張った。

 それでも、4日間オーバーパーを打たなかったのは、松山の意地だ。16番では133ヤードの2打目をピン手前4m、17番では右セミラフから126ヤードを右ピンハイ3.5m。いずれもバーディーパットを決めて、この日のスコアをイーブンに戻した。トータル7アンダーで15位タイ。フェデックスカップランキングも、そのまま15位タイとなった。

 ホールアウト後のコメントからは、今年も勝てなかったことに対する無念さが伺えた。

「良いショットが出はじめていますし、パットも少しずつ出来はじめています。その出来はじめているということが自分の中で気持ちを楽にさせている部分があると思うので、早く優勝争いが出来るように、また優勝が出来るようにしたいなと思います」

 だが、悔やんでいる間もなく、すぐに新シーズンがやってくる。松山のスタートは、1週を置いての全米オープン。

「次のシーズン、次の試合が全米オープンなので、そこからしっかりと気合を入れて準備して、仕上げていけたらいいなと思います」

 11月にはマスターズも待っている。異例の秋に向けて、松山の気持ちも自然と昂る。

NEXT

∧

∨

スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 3 4 4 4 5 4 4 3 4 3 4 4 4 3 4 4 5 70
5
1
2
E
4
E
5
1
3
E
5
E
4
E
5
1
3
1
5
2
3
2
4
2
4
2
4
2
3
2
3
1
3
E
5
E
70
E
4
E
3
E
4
E
4
E
3
-1
5
-1
4
-1
5
E
3
E
4
E
2
-1
3
-2
4
-2
4
-2
2
-3
4
-3
4
-3
5
-3
67
-3
5
1
3
1
4
1
4
1
4
1
5
1
3
E
4
E
4
1
5
2
3
2
4
2
3
1
3
E
3
E
4
E
4
E
5
E
70
E
4
E
3
E
4
E
4
E
5
1
5
1
5
2
4
2
3
2
4
2
3
2
4
2
3
1
4
1
3
1
4
1
3
E
5
E
70
E

リーダーズボード

Pos Name
1 ダスティン・ジョンソン
2T ザンダー・シャウフェレ
2T ジャスティン・トーマス
4 ジョン・ラーム
5 スコッティ・シェフラー
6 コリン・モリカワ
7 ティレル・ハットン
8T パトリック・リード
8T セバスチャン・ムニョス
8T ローリー・マキロイ
15T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-21 F -2 67 70 64 68 269
-18 F -4 67 65 67 66 265
-18 F -4 66 71 66 66 269
-17 F -4 65 74 66 66 271
-14 F -5 71 66 66 65 268
-13 F -1 71 65 67 69 272
-12 F -4 67 66 71 66 270
-11 F -5 71 66 70 65 272
-11 F -4 71 65 70 66 272
-11 F -3 64 71 70 67 272
-7 F 0 70 70 67 70 277

∧

∨

  • LEXUSについて詳しくはこちらLEXUSについて詳しくはこちら
  • LEXUS COLLECTIONLEXUS COLLECTION

松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。