TOUR RESULT

2020.08.27 - 08.30

BMW選手権

BMW選手権
BMW選手権

久しぶりの優勝争いを展開して3位タイ
7年連続の最終戦は4アンダーからスタート

 プレーオフシリーズ第2戦は、「BMW選手権」。会場は異なるものの、昨年、松山英樹は単独3位に入り、最終戦への出場を滑り込みで決めた。今年は大会前のランキングが18位ということで、権利を得られる30位以内は確定的。
しかし、ツアー再開後、一度もトップ10に入れていない現状を考えれば、手放しで満足できるものでもない。ショットに改善の兆しが出てきている今、そろそろ上位で戦って、シーズンのフィナーレを迎えたいところだ。

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 「一打一打、しっかりと無駄にしないように。そうすることが何かキッカケをつくるものだと思うので、そこをしっかりと心掛けて、その結果が優勝だったら良いなと思います」

 松山は大会前、開催コースのイリノイ州、オリンピアフィールズについて、グリーンの硬さやラフの深さに警戒感を示していたが、初日が始まってみると、そのとおり、各選手はコースのタフさに手を焼いた。しかし、その中で躍動したのが松山だった。アンダーパーを記録したのはわずかに3人だったが、その最上位に松山の名前が輝いた。

 出だしの10番を3パットのボギー発進とし、その後、2つのバーディーとボギーを繰り返して1オーバーで前半を終えたが、後半が見事だった。1番では、ピン手前10mに2オンを果たして楽々の2パットとし、2番では123ヤードから3mにつけて連続バーディー。さらに7番では6mも決めたが、圧巻は最終の9番だ。20mの超ロングパットが、ジャストタッチで最後にコトリとカップに落ちて、松山も笑顔を見せた。3アンダーで後続に1打差の単独首位。3月のザ・プレーヤーズ選手権初日を思い起こさせる快スタートだ。

 しかし、2日目はご多分に漏れず、松山も我慢を強いられた。初日に72.22%を記録したパーオン率は33.33%に低下。バーディーはわずかに前半8番の一つだけだった。それも、グリーン右のコレクションエリアから決めた、24ヤードのチップインだ。その後は、9番でグリーン左バンカーから26ヤードを1.5mに寄せたがパッティングが決まらず、10番でも36ヤードのグリーン右手前からのアプローチを1.5mにつけたものの、これもセーブできずに連続ボギー。終盤も、15番で2mを決められず、17番でもグリーン左手前バンカーから30ヤードの3打目が3.5mを残して、この日のボギーは4つを数えた。

 しかし、よく4つで抑えたとも言えた。通算イーブンパーは、首位と1打差の3位タイ。昨年のZOZOチャンピオンシップ以来となる、リアルな優勝争いだ。

「今日もショットの悪いホールはありましたが、自分の思っている視界から消えるような球は3回しかありませんでした。先週や、その前なら、2日で10回くらいあったのですが、それが減ってきているので良くはなっていると思いますし、タフなコースなので、マネージメントをしっかりやって上手く凌げれば、チャンスもあるんじゃないかなと思います」

 3日目は、いきなりハイライトが1番でやってきた。ガードバンカーから12ヤードの3打目が、2バウンド後にカップイン。豪快なイーグル発進を決め、さらに4番でも80ヤードの2打目をピン奥1mにつけて、4ホールで3打の荒稼ぎだ。6番、8番、10番では、アプローチを寄せきれず3つのボギーを喫したが、序盤の貯金がものを言った。15番では右セミラフの209ヤードから2オンさせ、再びこの日のスコアをアンダーパーとし、通算1アンダーでフィニッシュ。首位タイで、最終日へと向かうことになった。

 ここまで、厳しいコースに苦戦してきた選手たちだったが、そこはプレーオフ2戦目にまで残った男たちだ。最終日ともなると、好スコアを記録するプレーヤーが多数に上った。しかし、その中で松山のゴルフは、再び我慢の流れだった。2番で右ラフ144ヤードからの2打目をピン右奥2.5mにつけてバーディーを先行させたが、その後は、ボギーとバーディーが交互にやってくる展開となった。3番では2打目がバンカーのいわゆる目玉のライだったため、6.5mを残してボギー。6番では、花道から6.5mのチャンスを、パターで沈めた。折り返して11番では、左ラフから74ヤードの2打目が、前方の木の枝に当たって、グリーン左手前バンカーのアゴ近くに落ち、再び目玉となって2つ目のボギー。

 それでも、この時点で松山は首位と2打差。まだ勝利は見える位置にあった。だが、なかなかチャンスがやってこなかった。13番で3.5m、14番で2mと、微妙な距離を凌ぎ、15番では左ラフから15ヤードの3打目をベタピンに寄せて待望のバーディーも、首位には2打及ばなかった。通算2アンダーで3位タイ。2017年以来の6勝目は、またお預けだ。

 ただそれでも、2月のメキシコ選手権6位タイ以来となる、今季5度目のトップ10。松山も少なからず気持ちを上げて、最終戦へと向かえることだろう。

「ショットが最後まで思うようにコントロール出来なかった中で、ここまで粘れたことは凄く収穫ですし、勝つためにはショット力がもっと大事になるというのを痛感させられました。また切り替えて、次の試合に向けて頑張りたいなと思います」

 ランキングは10位に上がって、堂々と7年連続のツアー選手権へ。松山はシーズンチャンピオンを目指して、首位と6打差の4アンダーから4日間をスタートする。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
5 4 4 4 4 3 4 3 4 4 4 4 3 4 5 3 4 4 70
5
E
3
-1
5
E
4
E
4
E
2
-1
4
-1
3
-1
4
-1
4
-1
5
E
4
E
3
E
4
E
4
-1
3
-1
4
-1
4
-1
69
-1
3
-2
4
-2
4
-2
3
-3
4
-3
4
-2
4
-2
4
-1
4
-1
5
E
4
E
4
E
3
E
4
E
4
-1
3
-1
4
-1
4
-1
69
-1
5
E
4
E
4
E
4
E
4
E
3
E
4
E
2
-1
5
E
5
1
4
1
4
1
3
1
4
1
6
2
3
2
5
3
4
3
73
3
4
E
3
-1
4
-1
4
-1
4
-1
3
-1
3
-2
3
-2
3
-3
5
1
3
E
5
1
3
1
3
E
5
E
3
E
4
E
5
1
67
-3

プレーオフ

優勝者 NO 1
HOLE 18
PAR 4
ジョン・ラーム 3
  ダスティン・ジョンソン 4

リーダーズボード

Pos Name
1 ジョン・ラーム
2 ダスティン・ジョンソン
3T 松山英樹
3T ホアキン・ニーマン
5 トニー・フィナウ
6T ジェイソン・コクラック
6T マシュー・フィッツパトリック
8T セバスチャン・ムニョス
8T ブレンドン・トッド
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-4 F -6 75 71 66 64 276
-4 F -3 71 69 69 67 276
-2 F -1 67 73 69 69 278
-2 F -3 72 71 68 67 278
-1 F -5 70 71 73 65 279
0 F -4 74 71 69 66 280
0 F -3 70 75 68 67 280
1 F -1 70 75 67 69 281
1 F -1 73 68 71 69 281

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。