TOUR RESULT

2020.08.20 - 08.23

ザ・ノーザン・トラスト

ザ・ノーザン・トラスト
ザ・ノーザン・トラスト

ビッグスコア連発はならず29位タイ
それでもミスの傾向に良い兆し

試合数が大幅に減少したレギュラーシーズンが終わり、今季もプレーオフシリーズに突入。初戦の「ザ・ノーザン・トラスト」を迎えた。松山英樹は昨年、ランク30位でシリーズに進み、なんとか最終戦の「ツアー選手権」に滑り込んだ。今年は18位で初戦を迎えたから、少しは余裕のある状況だ。今季も最終戦に駒を進めれば、7年連続。現在、パトリック・リード(アメリカ)と松山だけが可能性を持っている記録である。

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初日、松山はその快挙に向けて好スタートを切った。1番で左ラフ121ヤードからベタピンにつけてバーディー発進すると、2番では93ヤードの3打目があとわずかでカップインというショットとなって連続バーディー。さらに短いパー4の4番でも、16ヤードのバンカーショットを1m弱につけて、すぐに3打を稼ぎ出した。

しかし、その後のプレーは湿りがちとなった。8番でグリーン左バンカーからの2打目がピンを7mオーバーして初ボギーとすると、11番でも1.5mをセーブ出来ない。13番で2mのわずかに右に曲がるパットを沈めて1打取り戻したが、17番ではグリーンの深いラフから10ヤードの3打目が1ヤード飛んだだけとなり、この日3つ目のボギー。首位から6打差の1アンダーで72位タイ。だが、ホールアウト後の松山の評価は、意外なものだった。

「ショットもパットもなかなか思うような感じじゃなかったですけど、ミスの傾向がちょっと今までと違ってきているので、そこは凄く良かったなと思いますね」

 復調に向け、良い兆しを掴んで臨んだ2日目は、2日目とは逆の展開となった。出だしの10番で1打目を左の藪に曲げ、ボギー発進とすると、12番では230ヤードの2打目が右のカート道路で跳ねて茂みに入り、さらに1打を失った。だが、松山はそこから予選突破に向けて、着実にスコアを戻していった。14番で203ヤードの2打目を左ピンハイ1.5mにつけ、初バーディーとすると、17番では4.5mを沈め、18番では231ヤードから10mに2オンして連続バーディー。折り返して1番で、14ヤードのバンカーショットを寄せきれず、3つ目のボギーとしたが、短いパー4の4番ではグリーン左奥ラフから10ヤードを1mに寄せ、さらに8番では1打目が左ピンハイ1.5mについて、トータル3アンダーでのホールアウトとなった。最終的にカットラインぎりぎりではあったが、58位タイで週末へ。トップとは12打差に開いたが、あと2日あれば充分に上位は狙える。

 松山の好感触は、3日目でようやくスコアに表れた。「今の状態だったら」という注釈付きだが、「100点に近いゴルフ」と評したほどだ。1番で91ヤードの2打目を1mにつけてバーディースタートを決めると、4番では1.5m、6番では2mを沈め、さらに7番ではカップ右手前8mに2オンから2パット。前半を4バーディーで折り返すと、後半もボギーゼロを続けながらスコアを伸ばした。

10番で139ヤードからピン右1mにつけ、5つ目のバーディーとすると、17番ではパッティングで見せた。12mのロングパットがするするとカップに向かっていき、吸い込まれるようにカップイン。通算9アンダーで22位タイ。トップとは13打差と優勝はさらに遠のいたが、トップ10までは3打差だ。

「今週で出来るだけ最終戦まで行けるようなポイントを稼ぎたいので、明日も全力で頑張りたいと思います」

しかしゴルフには、ショットなどの状態以外にも、スコアに絡む要素が多い。松山は第4ラウンドを、「コースに対して思うようにプレーが出来ませんでした」と振り返った。第3ラウンドのようには、上手く展開出来なかった。

1番で、グリーン右エッジから11mをパターで放つもミスヒットし、ボギー発進。2番もパーセーブしたものの、2打目が池に捕った。3番では4.5mのパーパットが右へ。それでも、2打のビハインドは前半のうちに挽回してみせた。4番で4日連続のバーディーを奪い、バウンスバックすると、7番では8ヤードのアプローチがチップイン。9番でも2mを沈め、この日のスコアを1アンダーとして後半へ。悔しいのは、バーディーを積み重ねていけなかったバックナインだろう。バーディーは、13番のやや右に曲がる7.5mを沈めた一つだけ。チャンスも少なく、14番では1打目を左のネイティブエリアに曲げて3つ目のボギーとし、通算10アンダーで29位タイと、順位を下げてのフィニッシュとなった。

「良いショットも良いパットもあったんですが、悪いところもあって、なかなか伸ばせるようなゴルフではなかったですね」

ただ、それでも自らの見立ては、決して間違っていないと信じる。全米プロゴルフ選手権まではミスが右に出ていたが、「今週はずっと左のミスしか出ていませんでした。それをどうやって枠内というか、精度の高いショットが打てるかどうかですね。そういう意味ではいい一週間でした」と、傾向の変化をポジティブに捉えている。

「これがどういう感じになっていくか凄く楽しみですし、早く優勝争い出来るような位置でプレーしたいなと思います」

 ランキングは変わらず18位のまま。しかし、次週の「BMW選手権」でこそ良い成績を収め、最終戦進出を文句のつけようのない形で決めるつもりだ。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 5 3 4 4 4 5 3 4 4 3 4 4 4 4 3 4 5 71
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70
-1

リーダーズボード

Pos Name
1 ダスティン・ジョンソン
2 ハリス・イングリッシュ
3 ダニエル・バーガー
4T ケビン・キスナー
4T スコッティ・シェフラー
6T ジョン・ラーム
6T ウェブ・シンプソン
8T ライアン・パーマー
8T ラッセル・ヘンリー
8T アレクサンダー・ノレン
29T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-30 F -8 67 60 64 63 254
-19 F -2 64 66 66 69 265
-18 F -4 66 66 67 67 266
-17 F -5 65 66 70 66 267
-17 F 0 70 59 67 71 267
-16 F -6 69 67 67 65 268
-16 F -5 70 64 68 66 268
-15 F -4 67 67 68 67 269
-15 F -3 64 67 70 68 269
-15 F -3 69 68 64 68 269
-10 F -1 70 69 65 70 274

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。