TOUR RESULT

2020.07.16 - 07.19

メモリアル・トーナメント

メモリアル・トーナメント
メモリアル・トーナメント

メモリアルな大会で2度目の予選カット
迫る全米プロに向けて、切り替えが急務

 前週のワークデイチャリティオープンでは、初日に3位タイと好発進を見せながら22位タイフィニッシュ。松山英樹としては、同じミュアフィールドビレッジで2週連続開催となる「メモリアル・トーナメント」こそ、安定した4日間にしたい。
「どこに打ってはいけないかとか、そこに最低限持っていければパーもバーディーも取れる場所というのは分かっているのですが、そこからのプレー、ショートゲームでミスを重ねたりしていたので、結果が伴いませんでした。同じようなマネージメントをして、そこに打っていける力があれば、優勝争いが出来ると思います」

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 しかし、初日の内容からすると、今大会に向けての松山の調整は思うようにはいかなかったようだ。難コースに、やや強い風も加わると、状態が如実に結果へと反映される。2ホール目の11番こそ、グリーン右ラフから下りの14ヤードを上手く転がして50cm強につけ、バーディーを奪ったが、13番で4m、14番で1.5mのチャンスを逃し、苦しくなった。15番で、ラフを3度渡り歩き、4打目もグリーン左バンカーに入れてボギーとすると、18番からは歯止めがなかなか利かなくなった。2mのパーパットを外して後半に折り返すと、1番でも1.5mのパーパットが右に切れ、2番では6mのバーディーパットで距離感もラインの読みも合わず、カップ左に大きく外して3連続ボギー。その後も、5番でさらにスコアを崩す可能性があった。右ラフから229ヤードの2打目が転がって池へ。ドロップ後の65ヤードの4打目を1mにつけて、なんとか難を逃れた。

 その後、取り戻せたのは最終9番のみ。109ヤードの2打目をピン手前1.5mにつけて、ようやく2つ目のバーディーが来た。トップとは9打差の3オーバー、80位タイ。予選カットが気になる位置で2日目を迎えることとなった

「ショットもパットも上手くいかなかったなという感じです。ショットはミスの幅が大きいというか、何かしっくりこない感じですね。原因は分からないです」

 パーオン率38.89%、フェアウェイキープ率35.71%、パッティングのスコアへの貢献度は-2.053%。松山のスタッツで、ここまで低い数値が揃うことは珍しい。「原因は分からないです」というのは、本音だろう。

 2日目、コースを覆う風は、初日よりも穏やかになった。また、松山はスタート前の練習で手応えも感じていたという。しかし、出だしの1番が、すべてを変えてしまった。1打目を、小さく深めの右バンカーに入れると、2打目は30ヤードほど進んだだけとなり、グリーン上では3パットも喫して、いきなりのダブルボギー。

「ラウンドに出て思うようにいかなくなってきて、頭の中がフリーズしているような感じですね」

 3番では、アイアンでの1打目が左に曲がり、残り165ヤードの2打目も、木の下こそ上手く抜けたものの87ヤードを残してボギー。7番では、6ヤードの3打目をチップインさせてイーグルとしたが、これも感覚を取り戻すきっかけにはならなかった。9番では、グリーン奥から18ヤードの3打目が7mもショートし、2つ目のボギー。

折り返して11番では、1打目を左のクリークに入れながらナイスパーセーブとしたが、続く12番では9mから3パットを喫して、後半もボギーが先行した。13番でも3mのパーパットが右に外れて連続ボギーとすると、もはや松山の気力はゼロに近いほどまで奪われていたのかもしれない。15番では、右の林から脱出するまで3打を要し、この日2つ目のダブルボギー。最終18番では、右ラフから150ヤードの2打目を打った直後に、うなだれた。ボールはグリーン右ラフに落ち、16ヤードの3打目アプローチは強い下り傾斜もあって、ピンを4.5mオーバー。5つ目のボギーで長い1日が終わった。

「ちょっと冷静に考えて、次の試合に向けて頑張りたいと思います。次の試合に向けてやらなければいけないことがたくさんあると思います」

 通算10オーバーはカットラインに7打届かず、115位タイ。2014年にツアー初優勝し、その後も2度のトップ10を記録している思い出の地で、決勝ラウンドに進めなかったのは2016年以来2度目のこととなった。まさに屈辱的な結果だ。

 ただ、3週連続の参戦に、異国での新型コロナウイルスへの対応と、心も体も疲れがピークに来ていたことは想像に難くない。また、ここまで内容が悪くなれば、逆に、切り替えが上手くいくとも考えられる。思い切った施策にも、取り組みやすくなるだろう。

「まず、ゆっくり考えたいと思います」

 今年初のメジャーとなる全米プロゴルフ選手権は、3週後。残された時間は少ないが、松山ならば、きっと間に合わせてくると期待したい。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 4 4 3 5 4 5 3 4 4 5 3 4 4 5 3 4 4 72
-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
6
2
4
2
5
3
3
3
5
3
4
3
3
1
3
1
5
2
4
2
5
2
4
3
5
4
4
4
7
6
3
6
4
6
5
7
79
7
5
3
5
4
4
4
3
4
5
4
4
4
5
4
3
4
3
3
4
E
4
-1
3
-1
4
-1
4
-1
7
1
3
1
4
1
5
2
75
3

リーダーズボード

Pos Name
1 ジョン・ラーム
2 ライアン・パーマー
3 マシュー・フィッツパトリック
4T マット・ウォレス
4T ジェイソン・デイ
6T マッケンジー・ヒューズ
6T ヘンリック・ノーランダー
8 トニー・フィナウ
9 ケビン・ナ
10T ルーク・リスト
10T パトリック・リード
10T チャン・シンジュン
CUT 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-9 F 3 69 67 68 75 279
-6 F 2 67 68 73 74 282
-5 F -4 75 66 74 68 283
-4 F E 72 70 70 72 284
-4 F 1 73 66 72 73 284
-3 F E 74 66 73 72 285
-3 F 2 74 66 71 74 285
-2 F 6 66 69 73 78 286
-1 F 1 74 69 71 73 287
E F -1 70 68 79 71 288
E F -1 71 76 70 71 288
E F -1 72 73 70 73 288
10 -- -- 75 79 -- -- 154

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。