TOUR RESULT

2020.07.09 - 07.12

ワークデイチャリティオープン

ワークデイチャリティオープン
ワークデイチャリティオープン

3位タイの好発進から22位タイフィニッシュ
安定感の上に欲しい、もう少しの上積み

 ツアー再開5戦目は、キャンセルとなったジョンディアクラシックの代替試合となる「ワークデイチャリティオープン」。開催地は翌週のメモリアル・トーナメントと同じ、ミュアフィールドビレッジだ。ツアー恒例のパワーランキング1位に推されたのは、2週連続参戦となる松山英樹。2014年のツアー初優勝を含む、この地での過去実績が買われた。

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初日、松山は期待にプレーで応えた。2番で1.5mの左に曲がるラインを沈め、初バーディーを奪うと、チャージが始まった。3番では141ヤードの2打目を1mに絡め、5番パー5でもラフから30ヤードの3打目アプローチを1mにピタリ。8番では1打目を2.5mにつけて、前半を4バーディーで折り返す。後半も11番で3.5mの下りを流し込んで、スコアは5アンダー。13番ではティーショットが右のOBゾーンに消えてダブルボギーを喫したが、そのショックも15番ですぐさま振り払った。256ヤードの2打目を9mに2オン。豪快にイーグルパットも沈めて、トップと2打差の5アンダー、3位タイ発進を決めた。

 雷雲のためスタート時間が遅れ、3ホール目で1時間16分の中断にも見舞われたが、松山は2日目も好調を維持した。その3ホール目、12番のバーディーパットでプレー再開となったが、左に曲がる6mをいきなり沈めて最高のリスタートを決めると、14番で4.5m、15番で3mを沈め、前半で3打を稼いだ。風が強く、後半は147ヤードの2打目をピン奥1.5mにつけて奪った1バーディーに留まったが、ボギーは18ホールでゼロ。トップと4打差の9アンダー、4位タイで予選2日間を終え、週末の優勝争いが大いに楽しみとなった。.5mを沈め、連続バーディー。7番でも4.5mを読み切って、前半に3打を稼いだ。

 しかし、スコアやスタッツとは裏腹に、松山の感触は下降気味だった。初日、2日目のパーオン率は88.89%と94.44%、フェアウェイキープ率は71.43%に85.71%。それでも、初日の「ショットの良い所と悪い所の差の幅が、かなり少なくなってきました」という自己評価は、2日目には、「ショットもパットも良くないです」というコメントに変わっていた。

不安は、3日目のラウンド前の練習ではっきりと表面化した。

「少しずつ良くない感じが続いていましたが、今日の朝、本当に悪くなってしまいました」

1、2番でパーオンを逃す出だしとなると、4番では1打目をグリーン左バンカーに打ち込んで初ボギー。バーディーが欲しい7番では、24ヤードの3打目アプローチが8mもショートし、1.5mのパーパットも決められず、2つ目のボギーとなってしまった。

 前半もチャンスは少なかったが、後半も状況は変わらなかった。ただ、そんな中でも、「オーバーパーを打たずに終われたので良かったです」という言葉のとおり、前半の2つのボギーを挽回できたのが救いだった。11番で6.5mの右に曲がるラインを読み切ると、15番では2オンからバーディー。しかし、これも241ヤードの2打目を3.5mにつけてのものだから、満足とはいかない。通算9アンダーで8位タイ。首位とは7打差に開いた。

最終日も切り替えが難しかった。1番で3.5m、3番で4.5mのチャンスを外すと、4番では8ヤードのバンカーショットが5mを残して初ボギー。5番で23ヤードのバンカーショットを1.5mに寄せ、バウンスバックしても、続く6番では2.5mのパーセーブが出来ない。7番で1.5mを沈め、また取り返したが、まさに行ったり来たりのもどかしい展開だ。

後半もスコアの上下が止まらない。10番では、1打目を右に曲げ、9mから3パットも喫して、今大会2つ目のダブルボギー。11番で2オン2パットのバーディーも、12番で1打目を池に打ち込み、この日3つ目のボギーとなって反攻とは行かない。短いパー4の14番で見事に2.5mに1オンも、この距離からイーグル逃しのバーディーではストレスだろう。15番は、2打でグリーン左ラフの残り29ヤードまで運びながら、前下がり、左足下がりの難しいライで3オンできず、グリーン上でも2打を要してボギー。17番で212ヤードから左ピンハイ5mにつけ、下りの右に曲がるラインもジャストタッチで沈め、この日5つ目のバーディーを奪ったが、吐き出した6打には1打届かなかった。.5mを沈め、13番では103ヤードからピン奥1.5m。14番、17番の2つのパー5では、いずれも2オンを決めて、さらに2打伸ばした。本人は「手ごたえはないです」と振り返ったが、7バーディーの猛攻。ホールアウト時点でトップタイに並ぶ12アンダーとし、首位との7打差は変わらなかったが、13位タイまで順位を引き上げた。

「ショットもパットも思うように打てず、いろいろ修正しようと思ったのですが、バーディーの後に良いショットを打っても、ボギーに繋がったりしました」.5mにつけて早々に初バーディーとすると、4番は、32ヤードの3打目がもう少しでカップインというスーパーアプローチ。5番で3パットを喫するも、すかさず6番では165ヤードの2打目を2mとし、7番でも236ヤードから2オンを決めて、連続バーディーを奪った。前半9ホールを終えて、松山の名は、トップから4打差の15アンダー、6位タイに表示されていた。

 ただ逆に言えば、4ボギー、1ダブルボギーを喫しながら、この日のスコアをよく1オーバーまで戻したとも見ることが出来る。3日目もそうだったが、悪いなかでも必死に出来ることをやって、なんとかバーディーを取り返してくるところは、松山の粘り、安定感だ。最終成績も8アンダーの22位タイ。トップ25は外さなかった。

「来週も同じコースですし、しっかりといい状態でプレー出来れば、予選2日間のようにスコアを伸ばせると思います。ショットが根本的にズレているので、そこを修正出来れば、あとはパッティングに集中できると思うので、そのあたりかなという感じです」.39%、フェアウェイキープ率も69.64%を記録した。

 崩れにくい土台の上に、あと少しの上積みがあれば……。2週連続同コース開催で出来たスケジュールの余裕を、存分に生かしたい。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 4 4 3 5 4 5 3 4 4 5 3 4 4 5 3 4 4 72
4
E
4
E
4
E
4
1
4
E
5
1
4
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3
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4
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6
2
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1
4
2
4
2
3
1
6
2
3
2
3
1
4
1
73
1
4
E
4
E
4
E
4
1
5
1
4
1
6
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3
2
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2
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1
3
1
4
1
4
1
4
E
3
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4
E
4
E
72
E
4
-3
4
-3
3
-4
3
-4
5
-4
4
-4
5
-4
3
-4
4
-4
4
E
5
E
2
-1
4
-1
3
-2
4
-3
3
-3
4
-3
4
-3
68
-4
4
E
3
-1
3
-2
3
-2
4
-3
4
-3
5
-3
2
-4
4
-4
4
-4
4
-5
3
-5
6
-3
4
-3
3
-5
3
-5
4
-5
4
-5
67
-5

プレーオフ

優勝者 NO 1 2 3
HOLE 18 18 10
PAR 4 4 4
コリン・モリカワ 3 4 4
  ジャスティン・トーマス 3 4 -

リーダーズボード

Pos Name
1 コリン・モリカワ
2 ジャスティン・トーマス
3 ヴィクトル・ホヴランド
4 チェイス・サイファート
5T ゲーリー・ウッドランド
5T イアン・ポルター
7T パトリック・キャントレー
7T ビリー・ホーシェル
7T ジェイソン・デイ
7T ラッセル・ヘンリー
7T チャーリー・ホフマン
7T サム・ライダー
7T ケビン・ストリールマン
22T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-19 F -6 65 66 72 66 269
-19 F -3 68 66 66 69 269
-15 F -1 69 67 66 71 273
-14 F -5 68 69 70 67 274
-12 F -3 73 68 66 69 276
-12 F -2 68 69 69 70 276
-11 F -7 70 72 70 65 277
-11 F -6 72 69 70 66 277
-11 F -5 69 71 70 67 277
-11 F -5 70 70 70 67 277
-11 F -5 74 68 68 67 277
-11 F -3 70 72 66 69 277
-11 F E 70 64 71 72 277
-8 F 1 67 68 72 73 280

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。