TOUR RESULT

2020.01.23 - 01.26

ファーマーズ・インシュランス・オープン

ファーマーズ・インシュランス・オープン
ファーマーズ・インシュランス・オープン

良い面、悪い面が入り混じる45位タイ
悔しさを意欲に変えてフェニックスへ

 今年も、松山英樹のアメリカ本土初戦は、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。昨年大会では、久々のトップ3となる3位タイに食い込んでいる。「どちらかと言えば好きなほうです」というコースへの印象と、前戦で2日目から3日間、好スコアを記録して12位タイになったことも加わり、自他ともに期待は高まる。
「調子は悪くないです。悪い状態になっても、去年の悪いときと比べたら、全然、状態は上がっています。初日、2日目で上位に行けたら、優勝を狙って、という感じですね」
 予選で回るのは、サウスコースとノースコース。松山は、距離も長く難易度も高いサウスコースから4日間をスタートした。

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この日、目立ったのは、今年に入ってスイッチした2020年モデルのドライバー。フェアウェイキープ率は71.43%に上った。しかし、ゴルフは得てして、何かが良い分、別の何かが上手くいかない。自慢のアイアンが思うようにならず、パーオン率は55.56%。スコアメイクを難しくした。明確なチャンスというチャンスは少なく、前半を1バーディー、2ボギーで折り返すと、後半もバーディーは8mの右に曲がるラインを沈めた10番だけに留まり、ボギーも1つ。1オーバーでトップと7打差の87位タイ発進。昨年は2日目に同じサウスコースで「66」をマークしていただけに、苦しい展開だ。

 2日目は、比較的易しいノースコース。「伸ばさなきゃいけない状況になってしまいました」と、松山は予選カットも気にしてのラウンドとなったが、いきなり出だしの10番パー5で「ラッキー」が転がり込んできた。グリーン右手前のラフから放った3打目アプローチがするするとカップイン。“おはようイーグル”で流れに乗った。左ラフから2打目をベタピンにつけた16番も含めて、前半でさらに3バーディーを重ね、後半はやや停滞したものの、1バーディー1ボギー。「67」となる5アンダーをマークして、通算でも4アンダーに浮上。終わってみれば、トップと6打差の17位タイで、楽々と予選突破を決めた。

 こうなると3日目は、「上手く調整出来たら、サウスコースでもスコアを伸ばせるかなと思います」と言うように、優勝争いを目指してビッグスコアを狙いたいところ。2日目にはアイアンショットが復調し、パーオン率は83.33%まで上昇していた。しかし、この日は逆に、「スタートが凄く悪かったです」と、前日とは変わって出だしでつまずいた。3、4番で連続ボギー。6番パー5で109ヤードの3打目を寄せ、8番では6.5mを沈めて2つのバーディーを返したが、「流れを手放してしまったかなという感じです」と振り返ったように、ミスの連続でそのままチャージとはいかなかった。11番では9ヤードのアプローチを上手くヒット出来ず、12番では5.5mのバーディーパットを1m弱オーバーさせて連続ボギー。

残るホールでも1バーディー、1ボギーとスコアを伸ばせず、この日は2オーバー。通算2アンダー50位タイで、トップとは10打差と優勝は遠のいた。

 とにかく一打でも伸ばしたい最終日。松山には、序盤から攻めの姿勢が見えた。10番で2.5mを沈めてバーディー発進とすると、13番パー5でも、わずかに2オンを逃したもののバーディー。さらに16番パー3では7mを決めた。しかし、17番でティーショットを左のネイティブエリアに打ち込み、初ボギーを喫してから風向きが変わった。18番パー5で、3mのチャンスが右に外れ、後半に入って4番では、結果的にチップインでパーを拾ったものの、ティーショットで再び、左ネイティブエリアに打ち込んでペナルティーを喫してしまった。続く5番からはジェットコースターのようだった。5番で3パットのボギーにしたかと思えば、6番パー5では残り12ヤードからチップインイーグル。しかし、7番では2打目がバンカーで目玉となってダブルボギーを喫した。8番では4mを沈めてバウンスバックしたが、最終9番パー5は、1打目、2打目と順調にフェアウェイを進みながら、再びの3パットで、この日3つ目のボギーを数えた。結局、最終日は1打伸ばすだけに終わり、通算3アンダー。悪くない調子で迎えながらの45位タイは、悔しさを通り越したものだっただろう。

 それでも松山は、自分のプレーに何とか良い面を見つけようと、言葉を絞り出した。

「良い所も悪い所も両方あると思うのですが、最後のティーショットは、本当に来週に繋がる一打になったと思います。得意な大会だと思うので、しっかりと初日から伸ばしていけるように頑張りたいと思います」

 不甲斐ない思いは、2016、2017年と連覇を果たした、「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」で、何倍にもして返さなければいけない。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 4 3 4 4 5 4 3 5 4 3 4 5 4 4 3 4 5 72
4
-2
4
-2
3
-2
4
-2
5
-1
3
-3
6
-1
2
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6
-1
3
-1
3
-1
4
-1
4
-2
4
-2
4
-2
2
-3
5
-2
5
-2
71
-1
4
E
4
E
4
1
5
2
4
2
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1
4
1
2
E
5
E
4
E
4
1
5
2
4
1
4
1
4
1
4
2
4
2
5
2
74
2
4
-5
5
-4
3
-4
4
-4
5
-4
4
-4
3
-5
3
-5
5
-5
3
-2
3
-3
3
-3
4
-3
4
-3
3
-3
3
-4
4
-5
4
-5
67
-5
4
E
4
E
3
E
5
1
4
1
5
1
5
2
3
2
4
1
3
E
3
E
4
E
5
E
4
E
4
E
4
1
4
1
5
1
73
1

リーダーズボード

Pos Name
1 マーク・リーシュマン
2 ジョン・ラーム
3T ブラント・スネデカー
3T ロリー・マキロイ
5 トム・ホウグ
6T バッバ・ワトソン
6T パトリック・リード
6T トニー・フィナウ
9T マックス・ホーマ
9T パトリック・ロジャース
9T ボウ・ホスラー
9T チャーリー・ホフマン
9T タイガー・ウッズ
9T ハリー・ヒッグス
45T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-15 F -7 68 72 68 65 273
-14 F -2 68 71 65 70 274
-12 F -4 69 67 72 68 276
-12 F -3 67 73 67 69 276
-11 F -4 71 71 67 68 277
-10 F -3 67 73 69 69 278
-10 F -2 69 69 70 70 278
-10 F -2 70 70 68 70 278
-9 F -5 73 68 71 67 279
-9 F -4 70 69 72 68 279
-9 F -4 72 66 73 68 279
-9 F -7 69 74 71 65 279
-9 F -2 69 71 69 70 279
-9 F E 70 68 69 72 279
-3 F -1 73 67 74 71 285

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。