TOUR RESULT

2019.10.31 - 11.03

WGC-HSBCチャンピオンズ

WGC-HSBCチャンピオンズ
WGC-HSBCチャンピオンズ

初日70位タイから11位タイまで挽回
復調したショット力で2020年こそ優勝を

 記念すべき初の「ZOZO CHAMPIONSHIP」が終了した月曜日からわずか3日後、松山英樹は2019年最後のUSPGAツアー出場となる「WGC-HSBCチャンピオンズ」の初日を迎えた。松山にとっては3週連続参戦であり、前戦でのタイガー・ウッズ(アメリカ)との激闘も重なって、相当な疲労が蓄積していることは容易に想像が出来た。今大会開幕前、松山は「重圧からは解放されたけれど、疲れはなかなか取れません。でも、やっているうちに取れていくでしょう」と、それほど意に介していない様子だったが、やはり第1ラウンドの結果から考えると、かなりの影響があったことが窺えた。

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 10番からスタートし、11番で約4mのパーパットを外してボギーが先行すると、17ホールを消化して2バーディー、3ボギーの1オーバー。さらに、最後のホールとなった9番では、左ラフからの2打目が右サイドの池につかまり、ダブルボギーという最悪の締め括りとなってしまった。3オーバーで70位タイ、首位とはいきなり11打差と大きな出遅れ。しかもプレー中に、腰を気にする仕草をしていたことも不安視された。

 ただ、そのままズルズルと下位に低迷しない粘り強さが、現在の松山には戻りつつある。「今日はやりたいことが出来る体でした」と体調の回復も手伝い、2日目には初日の借金をまとめて返し、アンダーパーの世界にまでスコアを引き上げた。前半を3バーディーで折り返すと、10番のボギーを挟み、10mを超えるロングパットを沈めた14番から再チャージを開始。15番も取って連続バーディーとすると、17番でもバーディーを奪い、計6つのバーディーを重ねた。しかも、16番で1m強、18番で約2mのチャンスを迎えていた(ともにパー)から、もっと伸ばしていてもおかしくなかった。通算2アンダーで32位タイに浮上。首位とは9打差と遠いが、あと2日での上位進出は充分に可能だ。

 3日目はいわゆる“裏街道”の10番スタートとなったが、この日も上位陣に引けを取らないゴルフを展開した。2バーディー、1ボギーで迎えた前半最後の18番では、残り199ヤードから6番アイアンで約3mに2オンを果たし、豪快にイーグルを奪取。後半でも5番から7番まで3連続バーディーと固め打ちし、最終9番では池につかまって痛恨のダブルボギーとなったものの、4アンダーをマーク。通算でも6アンダー(首位とは9打差のまま)として、順位は15位へ。5人出場の日本人プレーヤーのなかで、初日は一番下だったが、3日目終了時にはもっとも良い順位となっていた。

 10位タイのプレーヤーは3打先という状況で迎えた最終日。松山は「トップ10に入るには、6アンダー、7アンダーが必要だと思っていました」と、ビッグスコアを目指してスタートした。2番でバーディーを奪うと、3番のパー3では1打目を50cmにつけるスーパーショット。早々の連続バーディーで勢いづいたかに見えた。

 しかし、この日唯一悔いの残るホールとなったのが8番だ。左ドッグレッグのレイアウトで、ティーショットが右に突き抜け、竹林の中へと吸い込まれた。ボールは見つかったが、今大会3つ目のダブルボギーとなり、序盤の連続バーディーが消えてしまった。

 松山が再び盛り返したのは、12番で4mを沈めたナイスパーセーブの後からだった。13~16番で、15番のチップインを含む怒涛の4連続バーディー。最終18番も、230ヤードから2オンを果たし、2パットでバーディー締め。トップ10には1打及ばなかったが、通算11アンダーで、初日の70位タイから11位タイまで挽回したのはさすがだった。

「2年くらい、上手くいかないショットが続いていましたが、ここにきてドライバーが安定してきて、それがここ3試合くらい続いているので、すごく良かったなと思います。来年は勝てるように頑張りたいと思います」

 年内のUSPGAツアー参戦を終え、松山が2019年に残す試合は2戦となった。次は再び日本で、日本ツアーの「ダンロップフェニックス」(11月21日開幕)を戦い、12月には「プレジデンツカップ」に4回連続出場を果たす。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 5 4 3 4 3 4 5 4 4 4 3 4 5 4 4 3 5 72
4
E
4
-1
3
-2
3
-2
4
-2
3
-2
4
-2
7
E
4
E
4
E
4
E
3
E
3
-1
4
-2
3
-3
3
-4
3
-4
4
-5
67
-5
4
-3
5
-3
4
-3
3
-3
3
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2
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3
-6
5
-6
6
-4
4
E
4
E
2
-1
4
-1
5
-1
4
-1
3
-2
4
-1
3
-3
68
-4
4
E
4
-1
4
-1
2
-2
4
-2
3
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-3
4
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5
-2
4
-2
3
-2
4
-2
4
-3
3
-4
4
-4
2
-5
5
-5
67
-5
4
1
6
2
3
1
3
1
4
1
3
1
4
1
5
1
6
3
4
E
5
1
3
1
4
1
4
E
5
1
4
1
3
1
5
1
75
3

プレーオフ

優勝者 NO 1
HOLE 18
PAR 5
ロリー・マキロイ 4
  ザンダー・シャウフェレ 5

リーダーズボード

Pos Name
1 ロリー・マキロイ
2 ザンダー・シャウフェレ
3 ルイ・ウェストヘーゼン
4T ビクトル・プレズ
4T マティアス・シュバプ
4T アブラハム・アンサー
7 マシュー・フィッツパトリック
8T パトリック・リード
8T ジェイソン・コクラック
8T ポール・ウェアリング
11T 松山英樹
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-19 F -4 67 67 67 68 269
-19 F -6 66 69 68 66 269
-17 F -3 68 69 65 69 271
-15 F -6 65 71 71 66 273
-15 F -6 67 71 69 66 273
-15 F -5 68 71 67 67 273
-14 F -1 66 67 70 71 274
-12 F -6 72 69 69 66 276
-12 F -1 69 70 66 71 276
-12 F E 73 65 66 72 276
-11 F -5 75 67 68 67 277

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。