TOUR RESULT

2019.08.15 - 08.18

BMW選手権

BMW選手権
BMW選手権

2日目と最終日のビッグスコアで
単独3位 ランクも15位に急浮上し、
6年連続の最終戦へ

 泣いても笑っても、今シーズンのUSPGAツアーは残り2戦。いや、松山英樹としては何はともあれ、目の前の「BMW選手権」だ。フェデックスカップランキングは33位。30位以内に入らなければ、最終戦「ツアー選手権」への出場が出来ない。松山が逆転で滑り込むには、今大会で15位が必要と予想されていた。7月上旬の「3Mオープン」で7位タイに入って以降、4試合で30位タイが最高という現状を考えれば、なかなか高いハードルだ。

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 しかし、そんなプレッシャーのかかる中で、松山は初日、まずまずの滑り出しを見せた。チャンスこそ多くはなかったものの、フェアウェイキープ率71.43%、パーオン率88.89%と卒のないプレーで、3バーディー、ノーボギー。首位と4打差の25位タイで最初の18ホールを終えた。何より後半の9ホールでは、グリーンを狙うショットの後、ボールを良い雰囲気で見送る姿が何度も見られたのが印象的だった。「ここ最近のなかでは、良いショットが打てていました」と振り返ったが、実際、距離は多少残ってもピン筋に飛んでいた。

 その調子の良さは2日目に引き継がれ、ようやく大きな結果となって表れた。1番で8mを沈めてバーディー発進とすると、残る17ホールで2連続バーディーを4回奪い、ボギーは2日連続で1つも叩かず、9アンダーの「63」。これまでタイガー・ウッズ(アメリカ)ら5人がマークしていた、メダイナカントリークラブのコースレコード「65」を2打縮め、通算12アンダーで一気に単独トップを奪う爆発ぶりだった。なかでもこの日冴えたのが、パッティング。上がり2ホールでは、6.5m、9mを立て続けに沈め、スコアへのパッティングの貢献度を示すスタッツは5.258と、強烈な数字を記録した。初日の順位で算出する仮のフェデックスカップランクは36位に降下していたが、2日目には2位にまで上がっていた。

 しかし、世界のトッププロであっても、ビッグスコアの次の日は難しいもの。3日目の松山も、スコアを伸ばしあぐねた。1番でいきなり今大会初のボギーを喫すると、18ホールで計3つのボギーを献上。バーディーは前半の2つに留まった。通算スコアは11アンダーに後退し、順位は9位タイ。

前の組でプレーしていたジャスティン・トーマス(アメリカ)が、2日目の松山の「63」を“1日だけのコースレコード”にする「61」をマークしてトップに立ち、松山は2日目に単独トップだったにも関わらず、最終日は10打差を追いかける立場となってしまった。仮のフェデックスカップランキングも、危険水域の27位に。

 ただ松山は、「2位とは4打差なので、伸ばせば(2位に)入れるかもしれませんし、昨日みたいなビッグプレーが出来れば、ジャスティン次第ですけど、(優勝の可能性もあるので)頑張りたいなと思います」と、何も諦めていなかった。思いはボールに乗り移り、最終日の松山のゴルフは“神がかり”的でもあった。1番で残り12ヤードからチップインバーディーとすると、6番でも左ガードバンカーからの18ヤードをカップに放り込むなど、前半で5バーディー。後半も止まらなかった。11番で7m、14番で9mと、長めのパットも決まって、15番まで4バーディーとし、トップに3打差まで迫る猛攻。16番をこの日唯一のボギーとしたが、最終18番でも4.5mを沈めてバーディーフィニッシュし、逆転優勝こそならなかったものの、2日目に続く「63」(この日のベストスコア)は見事だった。通算20アンダーで、単独3位。今季6度目のトップ10は、シーズンベストの順位でもあった。

「前半を5アンダーで行けたときには、トップ30のことはかなり頭から消えていました。4日間で2日間、良いプレーが出来たということが、凄く収穫ですね」

 フェデックスカップランキングは15位となり、次週の「ツアー選手権」への切符もしっかり手にした。6年以上連続出場は、ダスティン・ジョンソン、パトリック・リードと3人だけの快挙。松山は、「疲れましたね」と漏らしたが、それはかなり心地良い疲労感に違いない。

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スコアボード

HOLE
Par
ROUND4
ROUND3
ROUND2
ROUND1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 T
4 3 4 4 5 4 5 3 4 5 4 4 3 5 4 4 3 4 72
3
-1
3
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3
-3
4
-3
69
-3

リーダーズボード

Pos Name
1 ジャスティン・トーマス
2 パトリック・カントレイ
3 松山英樹
4 トニー・フィナウ
5T ジョン・ラーム
5T ブラント・スネデカー
7T コリー・コナーズ
7T ルーカス・グローバー
9T アダム・スコット
9T ケビン・キスナー
Total Thru Round R1 R2 R3 R4 Strokes
-25 F -4 65 69 61 68 263
-22 F -7 66 67 68 65 266
-20 F -9 69 63 73 63 268
-18 F -3 67 66 68 69 270
-16 F -3 68 69 66 69 272
-16 F -4 66 71 67 68 272
-15 F -3 69 66 69 69 273
-15 F -3 66 69 69 69 273
-14 F -5 67 71 69 67 274
-14 F -3 68 68 69 69 274

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。