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2017.08.03

松山英樹の専属キャディ進藤大典氏のブログ vol.77

 全英オープン
 全英オープン
メジャー第3戦、全英オープンは
14位タイで終戦しました。

優勝したジョーダン・スピースとは結局10打差でしたが、実際の英樹との実力差は、僕には数字よりも少ないストロークに思えてなりません。

例えば最終日の1番ホールのトリプルボギー、二日目の17番のダブルボギーがなければそれだけで5打違い、順位も3位だったんですから。

ではどうしてそうなってしまったのか。
色々と原因を考えますが、すべて小さなことの積み重ねだと思います。
それが出来た時、出来ない時の差、流れだったり、時の運だったり。

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ジョーダン・スピースもいつもそれが出来ているのかというとNOだと思うんです。
ジョーダン・スピースは2年前のマスターズのサンデーバックナインに大崩れしました。
そして今回の全英も、前半にマット・クーチャーに追いつかれました。
キャディのマイケルと試合後にメールしたところ「ほんとうにバックナインのプレーが大きかった」と、言っていたんです。

ローリー・マキロイは4位に入りましたが、直近までは2週連続予選落ちをしていました。
初日も前半で出遅れて決して余裕はなかったと思います。

世界ランキング1位のダステイン・ジョンソンも、最終日は一つ前の組で回っていましたが、出だしのダブルボギー以降、結局7オーバーとしてしまい54位まで順位を下げてしまいました。

ゴルフというゲームは崩れるのは本当に簡単なゲームです。

メジャー最終日の英樹のスタート順位から盛り返せるプレーヤーは何人いるのか?
と考えたら、そう多くはないはずです。

もちろん悔しさでいっぱいです。僕でこんなに悔しいのだから、プレーヤーである本人の悔しさは誰にも分からないほどだと思います。

ただ、 昨年は全米オープン、全英オープンと続けて予選落ちをしました。
当時とは全然違いますし、メジャーで優勝争いの分母の回数を増やせば、必然とチャンスは巡ってくるはずです。

タラレバ、といえばそうなるのかもしれません。
それでも、原因を突きつめていきたい。足りないことを技術で補うのは英樹の役目ですが、チームとして僕は違う視点からものを見なければなりません。
英樹は着実に階段を上っていると思います。

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四日間を通じて決して絶好調ではありませんでしたが、それでもこうしてメジャーで優勝争いに食い込める。
英樹の地力が着々と上がってきている証拠だと思います。

今週はWGCブリジストンインビテーショナルです。
翌週の今季メジャー最終戦、全米プロへいい流れを作れるように、難しいコースですができる限りの準備をしたいと思います。

応援よろしくお願いいたします!

(写真:大会オフィシャルプログラムとヤーデージブック)

松山英樹専属キャディ 進藤大典
Hideki Matsuyama caddy Daisuke Shindo

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。

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