CADDY BLOG

2021.08.12

松山英樹の元専属キャディ進藤大典氏のブログ vol.119

東京2020オリンピックゴルフ競技が終了しました。

コロナ禍での開催についての世論も様々ある中での開催。残念ながら無観客開催となり現地での観戦はできませんでしたが、アスリート達の4年に一度の栄冠を目指す姿をみて試合が開催されたことを本当に良かったと感じています。この自国開催の灼熱の霞が関での主役は、マスターズチャンピオンでもある英樹であったと思いますが、彼はその存在感を十二分にみせてくれました。コロナウイルスによる隔離措置で全英オープンにも出場できない試合不足の中、急ピッチで準備しこのオリンピックの試合のためだけに日本に帰ってきたくれたことは英樹のオリンピックへの強い想いがあったと思います。

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2013年のフジサンケイクラシック。英樹はプロ入り初年度、大学4年生で優勝しましたが、優勝を決めたその最終日に東京2020オリンピックが開催されることが決まりました。その時から東京2020オリンピックが楽しみだね、と話をしたことを今でも思い出されます。2016年のリオオリンピックはジカ熱の影響で出場を見送りはじめて臨んだ自国開催での大舞台でした。周囲からの期待やプレッシャーもあったと思いますが、世界のトップが集まる中で最終日まで金メダル争いに絡み日本国民の期待に応える底力は本当に凄いことです。残念ながらメダル獲得まであと一歩でしたが、それ以上にゴルフ界を超えたオリンピックという舞台での活躍が多くの人々に反響を与えたことは、英樹が望む責務を果たしたと思いますし、メダル獲得以上にゴルフ界に貢献した素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

金メダルは、ご親族含めて日本との縁が深いシャウフェレでした。マスターズの時と同じように最終組で英樹との対決となりましたがこれも何か見えない糸に導かれての金メダルだったのかな、と思います。2年半優勝から遠ざかっていましたが、世界ランキング4位、メジャーでのトップ10に入ること9回、世界各地での優勝経験もあり、アメリカ国外での試合での適応能力や調整力も含めて総合力が高く、また人柄も含めて金メダリストとして相応しい選手だと思います。

また、銀メダリストのサバティーニは最年長、7人による壮絶なプレーオフを制した銅メダリストのCT・パンの世界ランキングは7人中最下位。さらに二人に共通していたのは奥様がキャディをつとめていたことです。夫婦が力をあわせて表彰台を勝ち得たこともスポーツを通じた平和の祭典である普段の試合とは違うオリンピックの不思議な力が二人を後押ししたのかなと感じました。

今回のオリンピックを通じて、国を代表したトップ選手たちが同じユニフォームを来て試合をすることの素晴らしさはオリンピックでしかできない価値だと感じました。次のパリオリンピックはゴルフが正式競技に復帰して3大会目になりますが、回数を追うごとに4年に1回のオリンピックという試合の価値が高まっていくと思います。

PGAツアーは、オリンピック翌週には、休む間もなくWGCフェデックス・セントジュード招待が終了し、プレーオフシーズンへ突入しあっとういう間に残り1ケ月となります。英樹も再び自国を離れアメリカでのシーズンの大詰めに向かいます。マスターズ、東京2020オリンピックで日本国民にゴルフの面白さ、すばらしさを伝えてくれた今シーズンですが、残りの試合でもきっと素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思います。引きつづきチーム松山を応援してまいりましょう!

松山英樹元専属キャディ 進藤大典
Hideki Matsuyama former exclusive caddy Daisuke Shindo

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松山英樹は2014年1月よりLEXUSの所属となりました。