NEVER STOP EVOLVING
未来へのグランドツーリングは続いていく

LEXUS ハイパフォーマンスモデルの原点であり、世界 500 台限定のスーパーカー LEXUS LFA から 7 年。FR の新プラットフォームを纏い、2017 年に満を持してデビューをしたラグジュアリークーペ LEXUS LC。美しく静謐な佇まいを持ちながらも、そのディテールには軽やかにワインディングを駆け抜ける瞬間を想起させるエンジニアリングの意匠が込められている。

そんなロードモデルのデビューと時を同じくして、国内最高峰のスポーツカーレースである SUPER GT GT500 クラスに登場したのが 6 台の LEXUS LC GT500 マシンである。

GT — それはかつて人々が見聞を広げるために踏み出した大陸横断旅行(グランドツーリング)に由来し、高次元の走行性能を持ち、長距離移動を可能とする快適性を兼ね備えたモデルにのみ冠された“グランドツアラー”の略称である。やがて GT の二文字は人々の大いなる冒険心を宿してレースを戦うクルマの象徴となった。

LC はレース専用のチューンナップが施され、速く走るための一分の隙もない端正なスタイリングを手に入れた。そして、SUPER GT 史上どのチームも成し遂げていない同一車両による 1 位 ~ 6 位を独占するデビューウィンを果たしたのだ。その後も毎戦勝者を変えながら、LC GT500 は破竹の開幕 4 連勝を記録。

さらに 2019 年シーズンには自らの記録を打ち破る 5 連勝を達成した。2017 年、2018 年、2019 年と駆け抜けた 6 台の LC GT500 マシンは、3 シーズンで全 24 戦中 14 勝、7 度の表彰台独占、2 度の年間チャンピオンという記録的な数字を、バラエティに富んだサーキットのアスファルトに刻んだ。

3 年間で約 10,000 ㎞ にも及んだ長く過酷な戦いの旅路。それはまさに己を磨くためのグランドツーリングに他ならない。勝利をいくら重ねても、その開発に終わりはなく、マシンは生まれ持った速さをさらに研ぎ澄ましていく。そして、レースで培ったその全ては、ロードモデルに惜しげもなく注ぎ込まれる。両者の開発は常に表裏一体。3 年間で LC のロードモデルのパフォーマンスは確実に進化を遂げていった。

SUPER GT での LEXUS LC の挑戦は 2019 年シーズンで一旦幕を下ろすが、LC の挑戦は終わることはない。世界中の“道”を走り、レースを戦い、そのパフォーマンスを磨き続けるグランドツーリングはこれからも続いていく。

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