Driving
Program
夢の宴、その序章。
奥能登を体感する、
至高のドライビング体験
2019年秋に奥能登・輪島で開催された『DINING OUT WAJIMA with LEXUS』。
棚田の中に特別につくられた会場でのスペシャルディナーまでの時間、ゲストはLEXUSによるドライビングプログラムを体験しました。
美しい自然と伝統文化に彩られた奥能登を思いのままに巡ります。
1輪島工房長屋
WAJIMA KOBO NAGAYA
奥能登のほぼ中央、豊かな森に抱かれた、のと里山空港から緑の中のドライブを楽しむこと約30分、LEXUSは海辺に広がる輪島市街に入っていきます。
輪島塗の伝統が息づくこの街の見どころのひとつが輪島工房長屋。輪島塗の木地づくりやワークショップ体験の工房などの建物が並ぶ交流施設で、その美しい街並みは職人たちが長屋に住まいながら腕を競い合った往時の活気を今に伝えます。
1000年もの歴史を誇る輪島朝市もすぐのところ。地元の人との会話を楽しみながら、能登の海山の幸に彩られた活気ある露店めぐりも楽しみのひとつ。
2重蔵神社
JUZO SHRINE
朝市の露店が道の両側にずらりと並ぶ朝市通りと河井本町通りは、重蔵神社の参道へとつながっています。
およそ1300年前に創建された重蔵神社は、朝市の発祥の地であり、輪島塗の独自製法のご神託があった神社。境内の中に保管されている、朱塗扉は室町時代の作で、現存する最古の輪島塗といわれています。輪島市河井町約1800戸の産土(うぶすな)神として仰がれ、古くからの祭祀を今も厳重に維持し、地域に深く根差した重蔵神社。境内には、凛とした心地よい空気がただよっています。
3鴨ヶ浦海岸
KAMOGAURA BEACH
輪島港を右に見ながら海に大きくせり出した輪島岬へと進んでいくと、無数の白く丸い岩が織りなす不思議な風景に出くわします。ここは荒波による海蝕作用で東西約400メートル、南北約150メートルに渡って形成された珍しい海岸線、鴨ヶ浦海岸。駐車場が整備されており、遊歩道から「猫の地獄」や「象の鼻」などの奇岩を観賞することができます。一角には、岩礁を削孔して、自然に流出入する海水を利用した全国でも珍しい塩水プールも。登録有形文化財として残るこの昭和遺産も必見です。
夕日の絶景スポットとしても知られ、神秘的な光景が広がる海岸線に沈んでいく太陽は息を呑む美しさです。
4白米千枚田
SENMAIDA RICE TERRACES
LEXUSは一路、国道249号線を北上します。
海岸線沿いを走るこの道路は別名「奥能登絶景街道」。日本海の雄大なパノラマを満喫できる絶景ドライブのコースです。
日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」。その豊かな自然と大切に受け継がれてきた人間の営みを象徴するのが、高台から海岸線まで広がる棚田、白米千枚田です。
鱗のように連なる田んぼはその数1004枚。ダイナミックな幾何学模様は、稲の成長とともにさまざまな表情で目を楽しませてくれます。
稲刈り後は、壮大なイルミネーション「あぜのきらめき」がスタート。ナイトドライブでは光に彩られた壮大な風景が迎えてくれます。
5塩田
ENDEN
白米千枚田を後にし更に北上すると、豪快な岩礁が連なる景勝地、仁江海岸が見えてきました。奥能登では古来より塩づくりが盛んに行われ、海岸沿いには日本で唯一残る揚げ浜式製塩を受け継ぐ塩田が残っています。今でも職人によって海水を汲み、塩田に撒き、天日で自然乾燥させる地道な作業が続けられています。寒流と暖流が混ざり合う奥能登の海水はプランクトンが豊富。自然のミネラル成分が、特有のまろやかな味を生み出します。
6九十九湾
TSUKUMO BAY
大小の入江からなるリアス式海岸の九十九湾は、日本百景のひとつに数えられる奥能登屈指の景勝地。荒々しい波が印象的だった半島北側の風景から一転、九十九湾の海は透明度が高く、鏡のように穏やかに輝いています。
LEXUSを停めたら、湾をぐるりと半周できる遊歩道へ。海に飛び出す木道や海中に置かれた飛び石を歩きながら、風光明媚な景色を堪能することができます。
山の斜面に広がる棚田、茅葺きや白壁・黒瓦の家並みなど、日本の原風景である豊かな里山里海に出会える奥能登のドライビング。点在する歴史的建造物や今も息づく職人技にふれ、独自の風土と歴史の中で大切に育まれてきた人々の美意識や感性を体感することも、奥能登の魅力ではないでしょうか。