受け継がれ続ける 自由な創造性。平安時代から続くといわれる美濃焼は、瀬戸黒や黄瀬戸、 志野、織部など、数々の創意あふれる器を生み出してきました。 さらにその中で多彩な技や工夫が生まれ、 長い歳月とともに磨き上げられ、 自由な発想による創作を支え続けています。 美濃で新しいものづくりに挑戦している窯元や 若手陶芸家とレクサスがコラボレーションしました。千三百年の挑戦 《岐阜県》 美濃焼陶磁器デザイナー川かわもと本 桂けいじ志岐阜県土岐市生まれ。川本又兵衛が創業し、大正時代から続く川又製 陶所の4代目。明治期に国内外で高い評価を得た 薄い生地のカップづくりの技術を継承する数少ない窯元。家業の製陶業を引き継ぎ、受け継がれてきた技術を活かした現代の器づくりに挑んでいる。39. フリーカップペアセット(フラワー)211C014 6,050円/セット(税込)薄い生地の成形技術であるふせ焼き*1で焼き上げた軽量なフリーカップです。 白い素地に、春の桜と夏の向日葵の花景色を、銅板転写*2で立体的に描いて い ま す。素 材 : 磁器 サイズ : 約 直径80×H115mmセット内容 : カップ2個(各種1個) 《日本製》※川本桂志の商品はP26 でも ご紹介しています。サンフラワー39 チェリーブロッサム白い素地に浮かぶ華やかな花景色。*1 ふせ焼き 生地の薄い器を焼く際に、 形状が歪むことを防ぐ ため、山状の台の上に、 飲み口を下に向けてのせ 焼き上げる技法。*2 銅板転写 紙に刷られた文様を、水 を含ませた刷毛で紙の 上から叩きつけて生地 に転写する技法。※電子レンジ、食器洗浄機は使用不可。20LEXUS collection
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