New RX

A Makeover for The Ages

新型RXは、2015年4月にニューヨーク国際オートショーで華々しいデビューを果たした。LEXUSブランドの主力モデルが遂げた大胆な進化に、メディアや来場者は多くの賛辞を贈った。何しろ、初めて見る者に最大のインパクトを与えたのは、その一新された外観デザインだ。

新型RXのチーフエンジニアである勝田隆之は、「私たちが目指したのは、新型RXのスタイリングの大幅な改善。そのためには、現行モデルのコンセプトを超える必要がありました。RXのDNAを忠実に受け継ぎながらも、これまでにない画期的なルックスを持つプレミアムSUVを作りたかったのです。」と、その想いを語っている。

新型RXのデザイン・テーマは“Seductive Strength(色気のある力強さ)”。このフレーズが新しい外観デザインに見事に取り入れられていることは、一目瞭然。クルマの“顔”を特徴づけているのは、クロームメッキの縁取りがついた大胆なスピンドルグリルとL字型の三眼フルLEDヘッドランプ。逞しさを感じさせるホイールフレアは、下部ボディに力強さを与えている。従来のLEXUS製品にはなかったフローティング・ルーフ効果のある黒く塗りつぶしたクォーターピラーが、大胆なビジュアル感を演出している。さらに従来モデルに使われていた19インチのアルミホイールを20インチに拡大。トリムの色のカスタマイズによって、各ユーザーがそれぞれ個性を表現できるようになった。

RXがスポーティさを増した要因のひとつに、プロポーションの見直しがある。従来モデルに比べて全長を120mm、全幅を10mm拡大、ホイールベースは50mmも延長した。クルマの基盤は主にサイズによって決まる。と言う勝田は、外観をシャープにするためだけでなく、パフォーマンスを向上するためにも新しいプロポーションの創出に専念したのだ。

ホイールベースを延長したことで、乗り心地が向上し車内の空間もぐんと広がった。RXのラグジュアリーな車内に一歩足を踏み入れると、優雅なデザインのインストルメントパネルに出迎えられる。色や素材の切り替えもハイクラス感を醸し出す要因のひとつになっている。それ以上のこだわりを望むドライバー向けのオプションとして特殊仕上げとレザー加工を施したオーナメントも用意。シートは滑らかな革張りで、快適なドライブを実現している。

「世界各国のディーラーを対象とした内見会で、このRXを紹介したところ、『今までとは大きく異なる。しかし、まぎれもなくRXだ』と言われました。これほど嬉しい言葉をいただいたことはありません。」勝田は誇らしげに語ってくれた。