BEVの
ご留意事項

BEVの
ご留意事項

電池について

電池について
開発コンセプト

電池開発コンセプト

5つの要素を高次元でバランシングし、安心して使っていただける電池を提供します。

電池について
基本知識

  • リチウムイオン電池とは

    正極 - 負極間をリチウムイオンが移動することで、充電や放電を行う電池のことです。リチウムイオンが移動できなくなったり、動きが遅くなると、容量低下、充電時間の延長等の電池性能の低下が発生します。

  • リチウムイオン電池の異常発熱の
    メカニズム

    一般的なリチウムイオン電池の特性として、短時間に大電流を流す急速充電を繰り返すと電池に負荷がかかりダメージが蓄積し、将来的な容量低下や局所的な異常発熱に繋がる可能性があります。

  • 冬場や寒冷地における電池性能

    一般的に冬場や寒冷地などで外気温が低下すると、バッテリー温度も低下する傾向にあります。バッテリー温度が低下すると、リチウムイオンの動きが遅くなり、車両のパワー低下による航続距離の低下や充電時間の延長が顕著に発生することもあります。

  • 使用環境・走行方法で
    電池の寿命は変動します。

    電池の寿命(容量維持率)は使用環境・走行方法により変動します。

電池について
電池容量低下を防ぐために

  • 高温での長期保管

    炎天下での長期保管などはお控えください。

  • 満充電での長期保管

    日頃走行される距離を十分賄える充電量での充電をお願いします。

  • 急加減速

    バッテリーに負荷がかかるため急加減速はお控えください。

電池について
安心保証

長く安心して
LEXUS BEVにお乗りいただける、
長期バッテリー保証

バッテリーに不具合が発生した場合、10年20万kmまでの間、無償でバッテリー修理を行えるほか、新車時と比べて容量が70%以下となった場合には、無償でバッテリー交換を保証。長期間の品質保証により、LEXUS BEVに長く、安心してお乗りいただけます。

電池について
安心機能

安心してご利用いただくための
電池の徹底監視

電気自動車に使われている「電池パック」は、複数の「電池ブロック」からなり、また「電池ブロック」は複数の「電池セル」の集合体です。レクサスはお客様に安心してご利用いただくため、電圧・温度・電流を最小単位の電池セルから電池ブロック、電池パックまで、多重で監視することで、セルの局所異常発熱の兆候を検知しています。そして、異常発熱を未然に防ぐ電池の制御を行っています。

充電について

充電について
ご注意点

  • 急速充電は
    充電量80%以上で制御されます

    満充電付近で大電流を流すと容量低下につながる可能性があるため、急速充電で80%以上に充電する場合、充電量を抑制しております。

  • 急速充電は
    低温時に制御されます

    バッテリーが低温だと、電流が流れにくくなるため、充電されにくくなります。また、電流が流れにくい状態で、短時間で大電流を流すと容量低下に繋がる可能性があるので、低温時の急速充電では、充電量を抑制しております。

  • RZではバッテリー性能を向上させ、
    冷間時の急速充電時間を改善してます

    RZは一部改良後モデル(23年12月以降生産)より、低温時の急速充電量を改善しております。充電出力(kW)が下がるほど、外気温による充電量への影響も小さくなります。

  • 普通充電の
    充電量は制御されません

    電流が小さい普通充電は、充電量が抑制されず外気温による変動は小さくなるため外出前に普通充電で十分に充電してください。

  • 充電量の上限値を
    設定できます

    満充電での長期保管はバッテリー容量低下に繋がる可能性があるため、日頃走行される距離を十分賄える充電量で充電してください。マルチメディアで、充電時の充電量の上限を変更することができます。設定した値は、普通充電・急速充電で共通です。

充電について
安心機能

安心してご利用いただくための
急速充電制御

レクサスでは、お客様に長く安心してお乗りいただくために、繰り返しの急速充電が容量低下や局所的な異常発熱に繋がらないよう制御をかけてます。
短時間に急速充電を複数回実施し、電池への負荷が一定量を超えた場合、電池へダメージを与えない速度まで急速充電の速度を遅くし、電池へのダメージを抑制する制限をかけています。そのため、充電速度の制限がかかっている間は、急速充電器を使用したとしても、充電速度が大幅に低下します。
充電速度に制限がかかった場合でも、急速充電器を使用しなければ、電池のダメージは徐々に解消され、一定量ずつ速度制限なく急速充電が可能となります。
なお、充電速度の制限がかかっている状態でも、走行性能などへの影響はありません。
また、普通充電では、バッテリー容量の低下に影響する大電流が流れないため、このような充電の速度制限をかけていません。
長距離をご移動される場合は、ご自宅で十分に充電されてからの外出をおすすめいたします。

航続距離について

航続距離について
ご注意点

  • 使用環境などによる
    実際の航続距離の変動

    外気温等の環境やエアコン使用有無、走行速度等の走行状況に応じ、航続距離は増減し、カタログ値と大きく乖離する場合があります。

  • 実際の航続距離と
    メーターの航続距離の違い

    メーターに表示される航続距離は、実際に走れる距離とは必ずしも一致しません。「バッテリー残量」「学習燃費*1」「エアコン損失係数*2」で算出されます。ゆとりをもって充電していただくようお願いいたします。

  • 電欠についてのご注意

    駆動用電池充電警告灯が点灯すると、ナビ画面上に最寄りの充電ステーションが案内されますので必要に応じて最寄りの充電ステーションにて充電してください。メーター表示の航続距離が「———」となった場合でも、走行は可能ですが、航続距離は極めて少ないため、速やかにご自宅や最寄りの充電ステーションでの充電をお願いいたします。電欠してしまった場合は、ロードサービスをご利用ください。

航続距離について
航続距離が短縮される事例

  • エアコンによる変化

    ハイブリッド車等のエンジンをもつ車両では、暖房使用時エンジンの排熱を活用しますが、エンジンを搭載していない電気自動車ではヒーターのみで温めるため、消費電力が大きく航続距離が短くなる傾向があります。

  • 外気温による変化

    リチウムイオン電池の特性上、気温が低くなると航続距離が減少する傾向があります。外気温20℃と-5℃では、最大55%程度航続距離が減少する場合があります。

  • 走行方法による変化

    モーターの特性上、車速が高くなるほど負荷がかかるため、高速走行時は航続距離が短くなります。

航続距離について
航続距離を延ばすには

  • 暖房はエコ空調モードを
    活用する

    走行以外の消費エネルギー、特に冬場の暖房による消費電力を減らす機構を採用しております。例えばRZの場合、エアコンのAUTOスイッチをONにすると、暖房装備(シートヒーター、ステアリングヒーター、エアコン温度/風量)を自動で調整し、乗員の周辺のみを省電力で温めます。

  • 街乗りは省電力モードで
    走行する

    街乗りなどの際は、出力の制御やエアコンを効率よく調整するECOモードを活用することで航続距離が増加します。また、RZでは航続距離最大化を目的としたRangeモードも採用しました。

  • 必要以上の荷物は積まない

    重い荷物が積まれていると、それだけ余分なエネルギーが必要となります。不要な荷物は、積んだままにせずに降ろしましょう。

  • 適切なタイヤ・空気圧で
    走行する

    夏用タイヤから冬用タイヤへ変更した場合、タイヤのサイズを大きくした場合には、タイヤの転がり抵抗が高くなり、電費が悪化し航続距離が短くなります。また、空気圧が基準値より小さい場合、航続距離が短くなりますので定期的に点検してください。

LEXUS Electrified Program 対象車種

RZ

RZ450e “version L” / RZ300e “version L”

8,200,000

8,800,000

リチウムイオン電池
BEVシステム/AWD、FWD

RZ300e “version L”の場合

一充電走行距離*1(国土交通省審査値)
WLTCモード*2:599*3〈530*4〉km
FWD/前輪駆動

乗車定員:5名

車両情報についてはこちら

UX300e

UX300e “version L” / UX300e “version C”

6,500,000

7,050,000

リチウムイオン電池
BEVシステム/FWD

一充電走行距離(国土交通省審査値)
WLTCモード:512km
FWD/前輪駆動


乗車定員:5名

車両情報についてはこちら